イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-yokote2

【イタすぎるセレブ達】ドレスの裾が…。『アカデミー賞』主演女優賞のジェニファー・ローレンスが階段でコケる。

ハリウッドのすべての人々が固唾をのんで見守った、『第85回アカデミー賞』授賞式。現地時間の24日についに開催されたが、そこで主演女優賞に輝いた女優ジェニファー・ローレンスに、階段でコケるというハプニングが起きた。ジョークが大好きで頭の回転の速い彼女は…!?

賞レースが続くこの時期、『アルゴ』、『レ・ミゼラブル』などと並んでとにかく強いと言われたのが、『世界にひとつのプレイブック』。ロバート・デ・ニーロやブラッドレイ・クーパーと共演したこの作品により、弱冠22歳のジェニファー・ローレンスはアカデミー賞の中でも最も輝かしい賞のひとつ、「主演女優賞」に輝いた。

プレゼンターはフランスのコメディ俳優ジャン・デュジャルダン。彼がジェニファーの名を呼ぶと、彼女は信じられないといった表情で満場の拍手と喝采の中、ステージに歩みを進める。しかし階段をななめに上ると2段目で足を踏み外してドテン! あまりにも裾の広がったドレスを選んでしまったようだ。階段に両手をつかなければ顔を強打するところであったジェニファーは、「なんてドジなの…!」と失笑している。

その後オスカー像を嬉しそうに握り締めたジェニファーは、会場に向かって「私がひどい転び方をしたから、気の毒がって立ってくれているんでしょう? ああ、恥ずかしい」と気まずさを軽快な笑いに変えてみせた。ジェニファーはなかなかのお喋りで“おっさんキャラ”、ひと言多いタイプであることを以前ご紹介したので、是非バックナンバーでご確認いただきたいと思う。

そしてジェニファーはその胸に感動と興奮を取り戻すと、唾を何度も飲みこみ、肩を上下させながら「私がアカデミー賞を獲れるなんて…皆さん本当にありがとうございます」と一生懸命に感謝の言葉を口にした。大活躍が続きレッドカーペットでは注目の的となっているジェニファーのこと、ロングドレスでの歩き方や階段の上り方など、誰か指導してあげて欲しいものである。

なお、ジェニファーのこうしたハプニングは1月27日にも起きている。『全米映画俳優組合賞(Screen Actors Guild Awards)』でも「主演女優賞」に輝いたが、ステージに向かう途中で転んだ上に、クリスチャン・ディオールのドレスがレイヤーであることを忘れて上部の層を持ち上げてしまい、大胆にも太腿が丸見えになっていた。“お騒がせ”ニュースにもいろいろ種類があるが、この手の失態は大歓迎なハリウッドである。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)