若手女優の中で、人気No.1の座をクリステン・スチュワートから奪った感のあるジェニファー・ローレンス(22)。ふっくら、おっとり、そんな印象のあるジェニファーだが意外にも口を開くと…!?
大ヒット作品となった『ハンガー・ゲーム』のプロモーションで、CBSのトーク番組『レイト・ショー・ウィズ・デイヴィッド・レターマン』に出演した際は、「皆さんどうかこの映画を見ないで! 作品そのものは素晴らしいのに私はまるで洞窟に暮らす怪人みたいだもの。私が出演してダメにしちゃったわ」と発言し、関係者をビックリさせたジェニファー・ローレンス。
また2010年の『ウィンターズ・ボーン』でリスの毛皮をはいだシーンに対し、動物愛護団体PETA(People for the Ethical Treatment of Animals)からクレームが出ると、彼女は「本物じゃありませんでした、PETAにそう言えばいいのよね?」と『Rolling Stone』誌に発言。ファンもその気の強さに驚いたものである。
そして最近、『世界にひとつのプレイブック』の演技が認められて『第70回ゴールデングローブ賞』コメディー/ミュージカル部門の主演女優賞を獲得したジェニファーは、トロフィーを抱きしめると「メリル・ストリープを負かしたってわけね」などとスピーチし、少しばかりひんしゅくを買っている。
意外にも「お喋り」であるジェニファー。ハリウッドでこの時期続くビッグな賞レースにおいて彼女は大変な注目株であるため、このところは特にインタビューが相次いでおり、次々と過激あるいは面白い発言が飛び出しているようだ。ABCの『ジミー・キンメル・ライブ!』に出演した際は、大きなバストについて触れられるとこんなエピソードを紹介し、会場の人々の笑いをとっている。
「私の胸、左右不揃いなのよ。今日病院に行って、マイコプラズマ肺炎かどうか調べるためにレントゲンをとってもらったの。象になった気分で機械の前に立ったわ。そして先生たちに“私の胸って不揃いでしょうか”って聞いたら、ただ固まってヘンな顔されちゃった!」
またジェニファーはそそっかしい。1月27日、『全米映画俳優組合賞(Screen Actors Guild Awards)』の主演女優賞に輝いたが、プレゼンターに名前を呼ばれてステージへの階段を上る際、ドレスがレイヤーになっていることを忘れて上部の層を腰まで持ち上げ、その裏で下層をつるしているオーガンジーの布地越しに太腿が丸見えになってしまったのだ。ドレスを手掛けた「クリスチャン・ディオール」も驚いたこの失態、彼女は31日の『ピアース・モーガン・トゥナイト』に出演した際にこうコメントしている。
「ドレスの布が剥がれてパンツが脱げちゃったかと思ったわよ! あれは、ある人が私をわざとつまずかせたの。ちゃんとわかっているんだから。」
ジェニファーはケンタッキー州ルイビル育ちだが、少女時代を思い出して「私の2人の兄はよくこんなことをやっていたわ。お尻にカップをあててそこにオナラをし、相手の顔の前でそれを放って“チーズバーガーを一口あげるよ!”なんて言うわけ。今でも誰かがオナラをしただけでそれを思い出して噴き出しちゃう」と話していた。彼女の底抜けに明るい性格はどうやら2人の兄の影響が強いようだ。
他には「演技なんてくだらない」、「リアリティ番組とジャンクフードが好き」といった本音発言もあるので、バックナンバーで是非ともご確認いただきたい。このまま行き、40代にもなったらジェニファーはかなり“おっさん”が入ったコメディエンヌになる、そう予想しては怒られるであろうか。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)