桑田佳祐のラジオ番組『桑田佳祐のやさしい夜遊び』では3月8日に“震災から3年、今あなたが感じることは？”をテーマに放送する。現在、メッセージを募集中ですでに多くの声が寄せられている。震災直後には一丸となって被災地をそして日本を復興しようと考えたであろう人々の気持ちも3年の時を経て変化しているようだ。桑田佳祐が、現状をどのように捉えるか放送が待たれる。

東日本大震災が起きた2011年3月11日から間もなく3年が経つ。「震災から3年」をテーマにテレビでも特番が組まれるが、ラジオでも『桑田佳祐のやさしい夜遊び』（TOKYO FM）が8日の放送に向けて、現在「震災から3年、今あなたが感じることは？」についてメッセージを募集している。

「風化するというが、自分には忘れることは出来ない」という関東の男性や「職場や周囲で“復興”が話題に出ることはほとんどなく、過去の事として風化しつつあるといっても過言ではない」と明かす愛知県の男性など様々な意見が見受けられる。

「桑田さんがどう感じているのかを聞かせて欲しい」というメッセージもあり、3月8日の放送では桑田佳祐自身が何を語るかを期待するファンも多い。

震災が起きた年の9月10日と11日に桑田佳祐は『宮城ライブ～明日へのマーチ!!～』を開催した。前の年にガンを手術して闘病生活を送り、復帰してから初の本格的ライブだった。

彼はそのライブでオープニングに何を歌うか迷い、偶然手にした『東北にまつわる歌』が収録されたCDからさとう宗幸のヒット曲『青葉城恋唄』を聞いてオープニング曲に決定した。その歌詞が東北の被災状況にリンクして「1人で聴いていると涙がボロボロこぼれた」という。

8日には桑田佳祐が選ぶ日本の名曲をかけつつ視聴者からのメッセージを紹介する。あるいは『青葉城恋唄』をかけてくれるかもしれない。

※画像はYouTubeのスクリーンショット
（TechinsightJapan編集部　真紀和泉）