エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】「カップ麺買って怒られた」。桑田佳祐、復帰後初Mステ出演。闘病生活を語る。

歌手の桑田佳祐(54)が復帰後初めて音楽番組「ミュージックステーション」に出演した。司会のタモリから問われて彼はガンが発覚した時の心境などを語った。

2月25日の「ミュージックステーション」でスタジオに入場した桑田佳祐は共演者の嵐、ゆず、aikoらから花束を贈られた。aikoと松本潤からは頬へのキスも添えられて桑田も嬉しそうだった。
タモリから病気が分かった時のことを尋ねられた桑田は「まさか、この俺が」と、とにかく驚いたと答えた。ガンが発覚した昨年の7月12日から検査などの期間が2週間あったが、その時はちょうどアルバムの製作中だったのだ。
桑田はその間に「詞を書いたり、曲入れしたりした」と驚異的な精神力で過ごしたことを明かすと「その方が気がまぎれる。でもCTスキャンの中では詞は浮かばない」と答えた。これには「CTの中じゃ詞は出ないだろう」とタモリも呆れていた。

また桑田は手術後の食事には苦労したという。最初は氷を舐めて体を慣らし、徐々に流動食に移るのだが「ゼリーを食べると味がするので体が目覚めちゃって」と桑田はスタッフにカップ麺とカレーパンを買ってこさせたのだ。
しかし食べようとしたところを担当医に見つかり「あんた何を考えてるんだ!」と怒られたそうだ。永遠のミュージックマン桑田佳祐らしいエピソードである。

この日桑田佳祐は新アルバム『MUSICMAN』から「銀河の星屑」、「ミスター・ムーンライト 月光の聖者達」を熱唱して日本を代表するミュージシャンぶりを見せてくれた。
彼の大ファンというaikoはその熱演を目の当たりにして、涙をボロボロ流して感動していたほどだ。
翌日2月26日は55歳の誕生日という桑田佳祐だが、まだまだ日本の音楽シーンを牽引してくれそうである。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)