エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】木梨と岡村がスパイダーマン姿で鶴瓶にダメ出し。「自らサプライズに掛かった」

『笑っていいとも!』にスパイダーマン姿で登場したとんねるずの木梨憲武とナインティナインの岡村隆史が、放送後のトークで笑福亭鶴瓶が自らサプライズに引っ掛かったことを暴露。「生放送の1回きりのチャンスでミスするなんて」、「関西のカリスマちゃうの?」とダメ出しした。

3月20日の『笑っていいとも!』ではテレフォンショッキングのゲストに出演した小沢健二に次いで翌日のゲストが安倍晋三首相だと紹介されて騒然となった。この日は毎週サプライズを仕掛ける木梨憲武がナイナイ岡村隆史と2人でスパイダーマン風の前身タイツ姿で登場している。

“モジモジくん”風なスパイダーマンも安倍首相の件ですっかり薄れてしまった感があるが、23日の『笑っていいとも!増刊号』で改めて見ると、彼らのはちゃめちゃぶりはお昼のバラエティとしてギリギリの線に達したと言っても過言ではないだろう。

まず、冒頭のコーナーでは、笑福亭鶴瓶が輪投げゲームをしているところに、天井からワイヤーで吊られたスパイダーマン姿の木梨と岡村がするすると降りてきて鶴瓶にしがみつく。彼も全く知らなかったようで何ごとが起きたのかと驚いていたかに見えた。

ところが、鶴瓶師匠は生放送後のトークタイムで木梨、岡村から「一度前に出てしまって、自分から戻ってきたのはダメ出しですから」と指摘されてしまった。VTRでそのシーンを確認すると、確かに鶴瓶はワイヤーで吊られた2人よりかなり前に出てしまい、彼らが降りてきたことに気づくと後ずさりしてしがみつける位置に戻ったことが分かる。

もちろん鶴瓶は、木梨と岡村が上から降りてくることを知らないので、輪投げをしながら前に出たのは仕方がない。しかし、彼は一瞬、後ろを振り向いて事態を把握すると自分から木梨と岡村に捕まるように後ろに下がったのだ。“ダメ出し”だと突っ込まれたがベテランだからこそできた咄嗟の判断だともいえる。

木梨が「生放送で一度きりしかできないのに、なんで前に出ちゃうの?」と鶴瓶にダメ出しすると、岡村も「関西のカリスマちゃいますの?」と言い寄ったが、2人も鶴瓶の細かい演技を埋もれさせまいとわざわざ暴露したのではないか。

本番中のサプライズは他にも2つあった。タモリと鶴瓶が対談するテーブルの下に隠れた木梨と岡村が突然テーブルを突き破って飛び出すというものと、ピース綾部をみんなで取り囲む場面でどさくさに紛れてスパイダーマン姿の2人が鶴瓶の顔にクリームパイをお見舞いするものだった。

『増刊号』用のトークは生放送が終了してから収録するのだが、その時点でも鶴瓶は顔中にクリームをつけて頭にはパイ皿が張り付いていた。岡村が「そのクリームは粘着力が凄いですね」といじったところ、木梨からも「口ぐせは『クリームおいしいなー、ペロっ』」と冷やかされている。さらにタモリから「クリーム地蔵だろ?」と名付けられた鶴瓶は、自ら「クリーム地蔵です」とパイ皿のクリームを顔に押し付けた。

そんな“お笑い魂”を見せた笑福亭鶴瓶だが、木梨憲武から「そこまでクリームを愛しているならば、落語の最中にクリームを届けてもいいですね?」と言われると慌てて「アカン! 絶対にアカン!」と本気で止めていた。さすがの鶴瓶も、木梨ならば本当に落語の寄席にまでサプライズを仕掛けるはずと恐れたようだ。

※画像は『ベッキー becky_dayo Instagram』のスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)