エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】安倍首相の『いいとも』でのたとえ話に、三原じゅん子議員が猛反省「ドキッとした」

フジテレビ『笑っていいとも!』のテレフォンショッキングに3月21日、安倍晋三首相が生出演した。前日からブログで「安倍総理が出演されるとの噂! マジ?」とワクワクしていたのが、自民党の三原じゅん子議員だ。ところが当日の生放送で、安倍首相が各ジャンルから贈られた花を見ながらたとえ話をした時に「ドキッとしました」と明かしている。

笑っていいとも!』に限らず現役首相がバラエティ番組に生出演するのは初めてだという。それほど異例な出来事なのだ。3月20日に安倍首相の出演情報を聞いた三原じゅん子議員が、『三原じゅん子オフィシャルブログ「夢前案内人」』で「マジ? 絶対に見なくちゃ!」と興奮気味に伝えたのも無理は無い。

21日の春分の日にスタジオアルタに登場した安倍晋三首相は、EXILEから贈られた花を見て「昨年、ASEAN首脳会議の夕食会でEXILEに歌ってもらい、一緒に食事もした」とエピソードを語った。他にものまねタレント・松村邦洋やシンガーソングライターの谷村新司、タレントの春香クリスティーン、ニコニコ動画など各方面から花が届いていた。

そんな中に“自由民主党青年局一同”からの花があり、司会のタモリが「初めて見ましたね!」と驚くと安倍首相も笑っていたものだ。

安倍首相は、2003年1月15日にタモリが当時の小泉純一郎首相と電話で話した時のことを「小泉さんが『官邸に来ませんか?』って…」と振り返ると、タモリも「『いいとも!』って答えてまだ行ってないですね。覚えてますよ」と懐かしそうだった。

軽妙なトークが続く中で、タモリが「バラエティをやっていても落語と違って褒められない」と切り出した。「私みたいに分野が無いと褒めてもらえない。そこのところの見解を聞かせて欲しい」と問うと、首相は「(タモリさんは)無形文化財だと思う」と答えて喜ばせた。

バラエティが好きだという安倍首相は以前に体調不良で入院していた時に、当時放送されていたお笑いバラエティ番組『ボキャブラ天国』を見ていたそうだ。MCだったタモリも「入院中に“ボキャ天”見てたんですか?」と呆れていたが、首相は「“ボキャ天”を見ると笑うじゃないですか。笑いは健康にいいんですよ」と真面目に解説している。

さらに首相は『いいとも』について「こういう楽しい番組は気持ちがほがらかになる。人間はプラス思考であるべき」と語り、贈られた花を見ながら「花にしても『贈ってくれてありがとう』という者もいれば、見方によっては『あいつの花が無いじゃないか?』という人もいるかもしれない。見方が大切」とたとえてみせたのだ。

番組を見た三原じゅん子議員は、そのたとえ話に脂汗をかいたようだ。彼女はまず、冒頭で花が紹介された時に「それにしても、自民党青年局からお花が届いてましたね~。おいおい女性局は何やってるんだと猛反省」と明かしていた。

そこにきて首相が「見方によっては『あいつの花が無いじゃないか?』という人もいるかもしれない」と青年局の花の辺りを見ながら話したのだ。「たとえ話ではありましたが、総理のお言葉にドキッといたしました」という彼女には、安倍首相が自分に向けて言ったように聞こえたのだろう。

それでも三原じゅん子議員はこの日の放送について、「総理は人の心を掴む天才だ。もっと長くお話を聞きたかった」「普段なかなか見れない総理の笑顔や笑い声が聞けて、皆様も安倍総理の気さくさに心惹かれたことでしょう」と感想を述べていた。

※画像は『三原じゅん子オフィシャルブログ「夢前案内人」』のスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)