エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪・番外編】安倍首相、やしきたかじんさんとの思い出明かす。「一緒に温泉に入ろう」と気遣ってくれた。

やしきたかじんさんの逝去に、多くの芸能人や関係者が追悼コメントを出している。安倍晋三首相もFacebookで、「人には出会いと別れが有ります」とたかじんさんの思い出を振り返った。10年近く前に出会ってから交流があったようで、たかじんさんの人望の厚さが伝わる。

2003年9月、小泉首相によって自民党幹事長に抜擢された安倍晋三氏は、2006年9月20日に小泉首相の任期満了による総裁選で麻生太郎氏、谷垣禎一氏を大差で破って自由民主党総裁に選出される。その後、9月26日の臨時国会において内閣総理大臣に指名された。

安倍首相が『Facebook 安倍晋三』で、1月8日の夕方に「人には出会いと別れが有ります」とたかじんさんを追悼した。「初めて、やしきたかじんさんとお目にかかったのは私が幹事長の時でした」と振り返っており、2人の出会いは2003年~2006年頃と思われる。

たかじんさんは幹事長だった安倍氏と「いつか一緒に温泉に入ろう」と約束をかわしたが、「それが実現したのは総理の職を辞した後でした」という。安倍内閣が総辞職したのは2007年9月のことだ。

安倍首相は「政治的に尾羽打ち枯らした状況の私を誘って頂いたのは、たかじんさんの気遣いだったと思います」と彼の人柄を偲んだ。

バラエティ番組では歯に衣着せぬハッキリした言動で知られたやしきたかじんさんだが、そうした人への優しさが彼の魅力だった。やはり親交のあった橋下徹大阪市長も「優しくて強い人でした」とたかじんさんの訃報に際してコメントしている

ジャーナリストの田原総一朗氏やフリーアナウンサー宮根誠司、お笑いタレントの志村けん、歌手の河口恭吾や女優の杉田かおるなど他にも各方面からたかじんさんを追悼するコメントが発表されており、彼がいかに人望を集めていたかを改めて知ることとなった。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)