ジャニーズのSMAPとA.B.C-Zが音楽番組『ミュージックステーション』で共演した。A.B.C-Zの河合郁人が木村拓哉に子どもの頃から憧れていたと直接告白するなどSMAPとの絡みもあり、A.B.C-Zファンもネットで「夢のよう」だと喜んでいた。しかも、24日の『笑っていいとも！』で木村拓哉がA.B.C-Zの気持ちをタモリに伝えたことでさらに盛り上がっている。

3月21日に生放送された『ミュージックステーション 3時間スペシャル』にジャニーズのSMAPとA.B.C-Zが出演した。A.B.C-Zがひな壇で大先輩のSMAPの前列に座って司会のタモリとトークした時の事。

15歳、学生時代の写真を公開したA.B.C-Zの河合郁人は「この当時は、木村拓哉さんに凄く憧れていた時期で、今も憧れていますけど！」と緊張しながら後ろに座る木村本人に思いを告げた。木村拓哉もそれを聞いて少し驚きながらも嬉しそうだ。

さらに、河合は「凄い好きなので、今、背中に汗かいてるんです」と言いながらも、コンサートなどでいつも見せている木村のものまねをするという。メンバーの塚田僚一も「初めてだよね！」と興奮していた。

「木村さんがフリーで踊りそうな踊り方！」と説明して河合が十八番の木村拓哉風のターンを入れたものまねを見せたが、周囲も反応に困っていた。上手いのだが、感心するべきか笑うべきか迷っているようでもある。

一瞬で空気を察した河合が「すみませんでした！」とSMAPに頭を下げると、A.B.C-Z全員が立ち上がって頭を下げて息のあったところを見せている。さらに塚田が「これで飯食ってるので、許してください」と言って笑わせた。この後、A.B.C-Zの5人は『5 Rings』でアクロバティックなパフォーマンスを見せてくれた。

やがて、SMAPの子ども時代の写真が公開されて、その頃の夢を語った際に、草なぎ剛は「体操選手になりたかった。器械体操をしていたので…」と話しながら「でも、A.B.C-Zのパフォーマンスを見たら、やっぱり、レベルが違うと思いました」と本音を明かしている。

それを聞いて、ひな壇の後ろからA.B.C-Zの中でも一番アクロバットが得意な塚田が「僕も体操選手になろうとしてました。オリンピックで金メダルとるのが夢でした！」とアピールしていた。

A.B.C-ZにとってSMAPといえば夢のような存在だ。これだけ絡むことが出来て嬉しかったのは本人たち以上にファンだったのかもしれない。ツイッターではやはり、河合郁人についてのつぶやきが目立った。

「河合くんがご本人様にモノマネ披露のとこ見てる方まで緊張しちゃった！　木村くん優しい！」、「A.B.C-Z河合郁人が憧れの先輩SMAP木村拓哉の前で本人のモノマネを初めて披露するという伝説な日となりました」とファンも嬉しかったようだ。

ところが、それでは終わらなかった。3月24日（月）の『笑っていいとも！』でテレフォンショッキングに出演した木村拓哉が、『Mステ』でのA.B.C-Zの裏話を明かした。『Mステ』のCM中にA.B.C-Zが「『いいとも』に出るのが夢だったのに、終わったら出られないじゃないですか！」とタモリに直訴していたという。

これには、ファンも感激して「テレフォンで木村さんがA.B.C-Zについて話してくれた！」、「木村大先輩。名前出してくれてありがとうございます！　覚えてくれてありがとうございます！」とつぶやいている。ちなみに、『Mステ』の場ですでに『いいとも！』出演が決まっていた木村拓哉は気まずくて下を向いていたそうだ。
（TechinsightJapan編集部　真紀和泉）