タレントの千秋(42)は幼い頃から、たくさんの映画を観て育ってきたという。それらの映画は彼女の両親が年代に関係なく、「ぜひ娘に観てもらいたい」と選んだ作品ばかり。映画を通して文化や歴史を学んだ経験が現在、千秋のクリエイティブな仕事に生かされているそうだ。そして母となった千秋も10歳になった愛娘と一緒に、彼女が吟味して選んだ映画を鑑賞している。
千秋の一本筋の通った子育ては、自分が母親から受けた内容が元となっているようだ。その中の一つは親が選んだ映画を、子どもが幼いうちに一緒に鑑賞するというもの。今は週に1~2本のペースで鑑賞し、感想をノートに書かせているという。
2月25日放送の『はなまるマーケット』(TBS系)のトークコーナー、“NEWはなまるカフェ”にゲスト出演した千秋。同番組では4年間のレギュラー経験があり、司会の岡江久美子や薬丸裕英とは懇意な間柄である。
一番最初に千秋が娘に見せた映画は『風と共に去りぬ』、1930年代に公開された上映時間が3時間を超える大作である。“最近のハリウッド映画ばかり観ている子にはどうだろう?”と思ったそうだが、「超おもしろい!」と言って繰り返し鑑賞していたそうだ。
千秋が娘と一緒に観た映画でお気に入りベスト3は、『スタンド・バイ・ミー』『若草物語』『グーニーズ』。だがいつも親が薦める映画ばかりではなく、子どもが観たい映画も一緒に観ていると話す。
幼児向け映画といえばアニメや戦隊ものが思い浮かぶが、洋画のファンタジーが大好きな子どもも多い。千秋はネットで検索して、子ども向けのオススメ映画を調べているようだ。大切なのは親も最後まで鑑賞している作品で、納得して我が子にぜひ観せたい−という映画を選ぶことが大切だという。
しかし前夫の遠藤章造(ココリコ)が自分が面白かったからと、サメが何人もの人を襲うリアルな映画を娘に観せてしまい千秋家側で大騒ぎになったことがあるらしい。『JAWS/ジョーズ』の一作目なら、パニック映画の金字塔とも言える名作なのでまだ許せたらしいが、どうやら遠藤が選んだ映画は残酷シーンだらけだったようだ。
大人が見過ごすようなちょっとした場面でも子どもは感動したりするので、千秋は娘から学ぶことも多いらしい。子どもと一緒に鑑賞することで、何度も観た映画にも新たな発見がある。千秋の話を聞いて、懐かしい映画をレンタルショップから借りてくる母親が増えそうだ。
(TechinsightJapan編集部 みやび)