エンタがビタミン

writer : tora

【エンタがビタミン♪】明石家さんま「お笑い芸人としてやっておかなきゃいけない」。ラジオへの思い。

ビートたけしやタモリと並んで「お笑いBIG 3」と称される明石家さんまだが、3人の中で唯一さんまだけが今でもラジオの冠番組を持っている。なぜさんまはラジオにこだわり続けるのか。さんま自身から「ラジオ番組に出演し続ける理由」が明かされた。

1月12日の『爆笑問題の日曜サンデー』(TBSラジオ)は放送300回記念として、トークコーナー「ここは赤坂応接間」のゲストに明石家さんまが登場した。

『さんまのまんま』や『さんまのスーパーからくりTV』などテレビでの長寿番組を抱えるさんまだが、それらの番組を維持していくと共に新番組にも積極的に挑戦したいと語る。しかし特番などのオファーが来ても、たいがいは過去に自分がやったことのある内容と重なってしまう。“今までやったことのない番組”作りを追求すれば「放送できないようなものになる」と、テレビで活動を続けていく上でさんまなりの悩みもあるという。

一方で、さんまはテレビだけでなく関西で『MBSヤングタウン土曜日』(MBSラジオ)のパーソナリティを担当するなど、今でもラジオとの関わりが深い。リスナーから「さんまさんにとってラジオとはどういうものですか?」との質問が寄せられた。この問いに「『お笑い芸人・明石家さんま』としてはやっておかなきゃいけないもの」とさんまは答えた。

2011年に放送されたMBSラジオ開局60周年記念特別番組『付き合い長いでんな』の中でも、さんまは笑福亭鶴瓶と共に「(若手時代の自分たちはテレビよりもラジオの)『ヤングタウン』(MBSラジオ)を目指してきた」と語っている。憧れだった『ヤングタウン』を冠した番組を持っているのが今や自分たちだけになっている現状を踏まえて、さんまと鶴瓶は「これはやめたらあかん」とラジオを続けていくことを誓い合っていた。

この日の放送で、お笑い芸人明石家さんまのラジオに対する思いを改めて聞くことができた。
(TechinsightJapan編集部 TORA)