決して美人というタイプではないのに“イイ女”。肉食系フェロモンで世の男性ばかりか女性までをも魅了する、今、芸能界で一番の“イイ女”大久保佳代子(オアシズ)が現役女子大生50人を前に“イイ女”になるための秘訣を伝授した。イベント終了後には、テックインサイト編集部のインタビューに応じ、アラフォー女性の「性と恋愛」についてアドバイスを送った。
24日、無料動画配信サービス「フジテレビ+(プラス)」開局記者発表会が、フジテレビ(東京・お台場)にて行われた。開局記念番組『~極上美女対談~イイ女の条件』で執事を務めるアイアム野田(鬼ヶ島)を下僕のように従えながら登壇した大久保佳代子。「42年間の大久保史上最高に“イイ女”に仕上がっている」、「経験、感覚、センス、SEX」が“イイ女”になった要因と自信満々。セクシーな衣装に身を包みゴージャスなソファに腰をかけた大久保から、“イイ女”の秘訣を盗もうと会場に集まった女子大生たちが熱く真剣な眼差しを注いだ。
「“イイ女”は電車でチカンにあったらどうするのか?」との質問には、司会の佐野瑞樹アナウンサーをチカンに見立て「ニヤニヤしながら全面的にはしゃぐ。チカンを楽しむ。そうすればたいていの男性(チカン)はひるむ」という回答はさすが大久保佳代子である。
最後に、“イイ女”になるためには「常に異性をエロい目で見る。キャンパスライフはSEXライフと今日覚えて帰って下さい」と締めくくった大久保佳代子に会場からは盛大な拍手が送られた。
イベント終了後、興奮冷めやらぬなかテックインサイト編集部のインタビューに大久保佳代子が応えてくれた。
──お疲れのところありがとうございます。まずはズバリ、大久保さんと同じ40代、忙しすぎて「恋愛ができない」、「セックスレスだ」と悩む“イイ女”なのに乾いている女性たちにアドバイスをください。
大久保佳代子(以下大久保):「そうですね。基本的なことを言いますけど、『健康な体にしか健全な性欲はやどらない』と強く思っています。私自身も、最近はありがたいことに忙し過ぎてそっち(性欲)に目がいかなくなるというのをヒシヒシと感じています。人って、ほどよい休み時間、『なんでも好きにしていいよ』というような自由時間にエロいことを考えるんですよ。忙しすぎるとそういう時間を持てず、結果性欲の部分で乾いてきちゃう。」
──なるほど。忙しくて余裕がない時にエロいこと…。たしかに頭に浮かびませんね。
大久保:「そもそも40代って、飲み会でイイ男がいても朝まで頑張るのは厳しい。飲んでいるうちに化粧が崩れて肌が劣化していくのが分かりますからね。だからね、ひと月に1回くらい、肌も調子良くて『今日は元気だぞ!』という時をピンポイントに狙って、徹底的に動く(笑)。『今日を逃したら次は1か月先』と思って。」
──でも大久保さん、艶々で20代のような綺麗な肌をしていますよね。
大久保:「いやあ、塗装工事なみに塗りたくってますから。本当に(笑)。」
──いいお仕事をされて、いい恋愛をされて、いいフェロモンを出されていると感じます。
大久保:「それは本当にありがたいですね。確かに仕事ばかりだと、さっき言ったように鬱々と落ち込んでエロい気持ちも萎えてしまうので、(忙しさと性欲の)バランスを上手く取れるようにしたいですね。」
──そういう時が女性は一番輝きますね。大久保さんはまさに“今”がそうですよね。
大久保:「ええ、まあ。知らないくせに(笑)。40歳を過ぎると、『この人、私のことが好きなのかも?』と思うことがあっても、『40過ぎの私なんか好きなわけないし、違う狙いがあるのかも、騙されるのでは? (目的は)お金かしら?』って思いがちです。でも、そういうときは考えるのをやめて調子に乗る。これがいいなと思ってます。」
──大久保さんから見た「芸人のなかでの“イイ女”」を教えてください。
大久保:「(イイ女の)ポイントを挙げるとしたら、みんなイイ女ですよ。なかでも安定してイイ女だと思うのは、(椿)鬼奴さんですね。声はガサガサだし、酒飲むし、パチンコもしますけど。女性らしい優しさを持っていて人の悪口を言わない。トータルに見て、非常にバランスがいい人です。女の人にありがちな“波”がない人。ああ見えて奴さんに会うと穏やかな気持ちになりますね。」
──テレビで見る椿さんとは違いますね。
大久保:「パチンコとかしたりしてますけどね(笑)。イイ女です。」
──最後に大久保さんが選ぶ『イイ男の条件』を3つお聞かせ下さい。
大久保:「イイ男。私のタイプってことでいいですか。一つ目は、やっぱり肉食な人。肉食を満たすためにアクティブに動ける人がいいですね。二つ目は、精神的に余裕がある人。小さいことに動じない人。三つ目は、そうは言いながら、実はちょっと“闇”がある人。気になりますね(笑)。『これは触れていい傷なのかな?』とか想像力を掻き立てるようなところがある人に惹かれますね。」
──年齢には特にこだわりませんか?
大久保:「年齢…。リアルに言えば、35歳から48歳までが理想ですけど。まあ、それはこちらも42歳という年齢なので言いません(笑)。」
この日のインタビューで最も驚かされたのが、近くで見た大久保佳代子の肌の美しさ。20代のような張りのあるくすみのない透明な肌は、おおよそテレビで見るモテないキャラの大久保佳代子のイメージとはほど遠い。さらに、これだけエロい発言を連発してもいやらしさをまったく感じさせないのも不思議だ。「実際の大久保佳代子はかなりモテるイイ女」なのではないか? そんな“疑惑”が浮かんだインタビューであった。
大久保佳代子が、友近とダブルキャストを務める舞台『祝女~shukujo~』が2月5日より上演される。
《東京》天王洲 銀河劇場 2014年2月5日(水)~2月9日(日)
《大阪》サンケイホールブリーゼ 2014年2月11日(火・祝)
(TechinsightJapan編集部 うめ智子)