今年10月にワシントンD.C.にて一般人男性に激昂し、その鼻を強烈パンチでへし折ってしまった歌手クリス・ブラウン（24）。その逮捕騒動を重くみた裁判所は、このほどクリスの保護観察処分取り消しを決定した。これにより今後クリスが収監される可能性が浮上している。

2009年に、当時の恋人リアーナ（25）を殴打し負傷させたクリス・ブラウン。この件で保護観察処分となっていたにもかかわらず、今年10月にはファンとの写真撮影を妨害した男性に激昂、クリスはその顔面にパンチを浴びせ大怪我を負わせていた。

一件を重くみたリアーナDV事件の担当判事は「保護観察期間中の規則をクリスが順守していない」と判断。このほど開かれた公聴会にてクリスの保護観察処分取り消し決定を言い渡した。また判事は今後クリスの医療大麻の使用を禁止にすると言い渡し、髪をプラチナブロンドに染めたクリスは神妙な面持ちでそれに耳を傾けていた。

ちなみに裁判所には恋人カルーシェ・トラン（25）も姿を現し、クリスをサポートした。そんな愛情深いカルーシェが退所を待つ一方で、クリスはリハビリ施設で前向きな生活を続けており、セラピーや施設内活動にもしっかりと参加している。それが評価されたおかげで今回は刑務所送りを免れたものの、次回の公聴会は2014年2月に予定されており、そこで刑務所行きを言い渡される可能性は十分残されているという。

※画像は、twitter.com/chrisbrownのスクリーンショット。
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）