エンタがビタミン

writer : tora

【エンタがビタミン♪】「日本一の称号欲しい」「本業はコント」。TKOが語った“コント”に懸ける想い。

現在は俳優業やMCなど幅広い分野で活躍をしているお笑いコンビのTKO。そんなTKOの2人だがやはり本業のコントに対する思いは並々ならぬものがあるようだ。

お笑いコンビTKOが27日放送の『スタジオパークからこんにちは』にゲストとして出演した。木本武宏は現在NHKの朝の連続テレビ小説『ごちそうさん』で東出昌大の上司役を好演している。出演のオファーを受けた際には相方の木下隆行から「自然体でやったら」とアドバイスをもらったという。ヒロイン役の杏のイタズラに木本が「うわぁ」と驚くと彼女から「リアクションが薄い」と“ダメ出し”を受けたエピソードなど、和気あいあいとしたドラマ現場の雰囲気が明らかになった。

知られる通り、TKOの2人は4度の東京進出失敗という苦い経験を経て木下の「笑福亭鶴瓶のモノマネ」でブレイク、現在は俳優業や番組のMCなど活動の場を広げている。今後について聞かれると木本が「コントで日本一という称号が欲しい」と語ると、木下も「本業はコント。軸をぶらさずにいくのがTKOだと思う」と話し、改めてコントに懸ける気持ちを明かした。

2008年に始まった「コント日本一」を決める大会『キングオブコント』に第1回大会から出場しているTKOは、同大会の最多決勝進出回数を誇るなど完成度の高いコントには定評がある。しかし幾度となく優勝候補として挙げられつつも、2010年の3位が最高順位といまだ王者にはなっていない。『アメトーーク!』や『しゃべくり007』などトークバラエティ番組が全盛の陰で、コント番組は激減しており「冬の時代」と呼ばれている状況だ。そんななか、「本業はコント」という軸をぶらすことなく、頑なに“日本一”を目標に挑戦を続けるTKOの2人はまさに“コント職人”である。
(TechinsightJapan編集部 TORA)