イタすぎるセレブ達

writer : kohara

【イタすぎるセレブ達】ジェニファー・ローレンス、社会不安障害で精神科に行った過去を明かす。

2012年公開の映画『ハンガー・ゲーム』で主演し、日本でも大ブレイクした女優ジェニファー・ローレンス(23)も、学校生活では悩みも多く社会不安障害と思しき症状に苦しんだ時期があるという。精神科に通うほど心を閉ざしてしまったジェニファーを変えたのは、今や天職と呼ぶにふさわしい“演技”だったそうだ。

アカデミー賞主演女優賞を受賞したジェニファー・ローレンスはとても明るく、幼少期は爆薬の一種“ニトログリセリン”からもじって「Nitro」なるニックネームで呼ばれるほどだったという。だが学校生活の始まりと同時に彼女に大きな変化があったそうだ。当時の様子をジェニファーは仏誌『Madame Figaro』にこう語っている。

「すごく活発で何にでも興味を示す子だった。ママはこう言うわ。私の中でまるでライトが光っているかのようだったってね。」
「でも入学と同時にその光が消えてしまったの。」

友達もいたため様子が激変した理由は分からなかったというが、社会不安障害を患っていたようだとジェニファーは明かす。

「それで精神科医にも会ったけれど、何も効果はなかったわ。」

だがその後、ジェニファーは両親にオーディションに行かせてほしいと懇願。そこでケンタッキーを離れニューヨークに移り演技を始めたというが、ステージに上がるなりまた変化が現れたという。

「ママには私の不安な気持ちが消えるのが分かったのよ。入学前と同じように輝く娘(=ジェニファー)がステージにいたってわけ。」

それまでは「自分には価値がない」とまで思い詰めていたが、演劇を始めたことで自分の才能を確信。それ以来女優の道を進んだジェニファーは、ついにはトップ女優の座にのぼりつめた。「両親は私のために全てを犠牲にしてくれた」ともジェニファーは述べ、家族の愛に深く感謝している。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)