2009年に、元恋人リアーナ（25）に対するDV行為で逮捕された歌手クリス・ブラウン（24）。その後本人は「俺はもうカッとなったりしない」と主張するも、たびたび暴力や暴言で騒動を起こし批判を浴びてきた。そんな中、10月27日にはファンとの写真撮影を邪魔した一般人に激昂、その鼻を折るという行為でまたもや逮捕され、クリスは釈放後にマリブにあるリハビリ施設に入所した。それからわずか数週だが、クリスはすでに退所していたのだ。

先月ワシントンD.C.において、クリス・ブラウンはダブリュー・ホテル（W Hotel）の外で男性と喧嘩になり、その顔面への強烈パンチで鼻の骨を折ったとして逮捕・拘留された。その際クリスは「ツアーバスに勝手に乗り込もうとした男性を止めようとした」と主張。しかし男性側は「女性ファンと写真を撮っているクリスの邪魔をしたところ殴られた」と述べており、双方の言い分は大きく食い違っていた。しかしカッとなった挙句に相手に怪我を負わせてしまったクリスは釈放後、自らの問題を認めることに。怒りの抑え方を修得するためリハビリ施設に入所していたが、わずか数週にしてクリスが施設を退所していたことが分かった。

当初は「約3か月のリハビリ施設滞在を考えているのではないか？」とも伝えられていたクリスだが、意外なほど早く退所した理由をクリスの弁護士は芸能情報サイト『TMZ』に「リアーナDV事件で命じられた地域奉仕活動を行うため」と説明したという。

今回の短いリハビリ施設滞在でクリスが変わったかは不明だが、今後も外来治療を続ける予定というクリスの更生意欲は高いもようだ。
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）