イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-yokote2

【イタすぎるセレブ達】アレック・ボールドウィン毒舌健在。ユマ・サーマンのパートナーの発言に楯突く。

気に食わない人を口汚く罵り、喧嘩っ早いことで知られる俳優のアレック・ボールドウィン。久しぶりに赤ちゃんのパパとなり、さぞかし人間が丸くなったのではと期待したがどうやら相変わらず。今度の“被害者”は女優ユマ・サーマンのパートナーであった。

このほど俳優アレック・ボールドウィン(55)に酷くけなされたのは、女優ユマ・サーマン(43)の大富豪の恋人として知られるアルパド・ブッソン氏(50)である。このカップルは2007年から交際し、一旦は冷却期間をおいたものの関係を復活させて昨年7月には女の子が誕生。ユマは元夫である俳優イーサン・ホークとの間にマヤちゃん、レヴォン君を出産していることから、3人の子の母となっていた。

さて、ユマのパートナーであるそのブッソン氏は一体どんな発言をしてアレックを怒らせてしまったのであろうか。それは同氏がアレックの職業を「TV俳優」と表現したことにあった。そう、NBCのシットコム『30 ROCK/サーティー・ロック』は今年1月に放送が終了したが、2006年から続いた大ヒット・ロングラン番組でアレックはまさにその“顔”であった。

だがその発言がとても気に食わなかったというアレック。このほど『TV Guide』とのインタビューにおいて、そんなブッソン氏を「なんだ、汚ねぇアバタ面のくせに。ヨットからヨットに、ベッドからベッドにヘラヘラと乗り移ってるだけじゃねぇか。自惚れきってるようだけれど、ブッソンみたいな男は俺から言わせれば“どこの馬の骨かも分からない奴”って感じだね」と言い放った。

またアレックは、ハリウッドの特に映画制作のあり方に強い不満を抱いている様子だ。「働く人々の間にボスの一存による不公平、不平等な扱いが蔓延しているよ。すべてが金、金。実に欲にまみれた世界なんだ」と語り、スティーヴン・スピルバーグ監督に対する皮肉めいた発言もあったようだ。

アレック・ボールドウィンは今、MSNBCで新しく彼のトーク番組『Up Late With Alec Baldwin』が立ち上がるため、その準備に追われている。言いたいことをストレートに口にできる人、できない人がいるこの世の中。他者を好き放題批判するアレックだからこそ、“選ばれた”という感じがしないでもない。だが業界からの非難が殺到して番組が打ち切りということにならないか、そちらもやや心配である。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)