イタすぎるセレブ達

writer : kohara

【イタすぎるセレブ達】オジー・オズボーンの息子ジャック、難病が判明する前には脳卒中の疑いも…。

20代の若さでありながら、多発性硬化症という難病を患っているジャック・オズボーン(27)。その病気の判明に大変なショックを受け涙したのは、妻リサさん、父オジー・オズボーン(64)、そして母シャロン(60)ら家族であった。

2012年には待望の長女パールちゃんが誕生、恋人リサさん(現在の妻)との関係も良好で全てがバラ色だったはずのジャック・オズボーンが、多発性硬化症という難病に侵されてしまった。診断が下る前から、ジャックは激しい頭痛や視力の劇的低下といった深刻な症状を訴えていたそうだが、このとき母シャロンは嫌な予感がすると同時に、正確な病名まで頭に浮かんだという。その様子をシャロンは自伝『Unbreakable』の中で、こう書き記している。

「息子が大変なことになったってすぐに分かった。症状にピンと来たからよ。1992年に私は多発性硬化症という病気について調べていたの。夫オジーがその病気ではないかと思っていたから。」

その後ジャックは専門家の診察を受けたというが、最初は正確な診断を下せず医療スタッフも四苦八苦したようだ。

「私がジャックのMRI検査に付き添い脳の映像を見た際、技師は白くなっている部分を2か所指さしてこう言ったわ。“これは脳卒中かもしれない”って。私はすっかり怯えきってしまったの。」

このような状態を経て、一時は右目の視力を完全に失っていたジャック。後に病名を宣告され大変心を痛めたシャロンは、「夫オジーの依存症なんて単に惨めなだけ」とまで思うようになったという。ちなみにオジーはかつて多発性硬化症を疑われるも、そうではないと判明。そのため夫妻は「他の医師にセカンドオピニオンを求めるべき」とジャックを説得するなどし、なかなか現実を受け入れられなかったそうだ。

ジャックはその後、ヨーロッパにて“幹細胞治療”と呼ばれるセラピーを受けたとのこと。現在はストレス管理、食生活の改善などに取り組んでいるが、医師からは激しい運動を禁じられているという。今年は妻リサさんが第2子妊娠を発表するも、流産するといった悲しみを乗り越えた夫妻。父オジーのドラッグ&アルコール依存、またシャロンの両乳房切除など家族の健康面も心配されるが、どうか家族でしっかりと寄り添いあい、パールちゃんのためにも長生きしてほしい。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)