今年に入り、ミュージシャンの夫オジー・オズボーン(64)のアルコール&ドラッグ摂取が判明し、一時別居生活を送っていたシャロン・オズボーン(60)。そんなシャロンがこのほど執筆した自伝の中で、夫との壮絶な夫婦喧嘩について記していたことが分かった。天下のロックンローラー、オジーの髪を“鷲掴みにして荒れ狂った”というシャロンの言い分をご紹介したい。
妻であるシャロン・オズボーンに隠れ、長期間アルコールとドラッグを摂取していた英ミュージシャン、オジー・オズボーン。しかしそれがシャロンにバレて話し合いになった際、オジーは謝るどころか意外にも冷静だったようだ。その様子を、このほどシャロンは自伝『Unbreakable』の中で以下のように綴っている。
「彼の態度は、白状したとたんに横柄なものになったの。全く後悔している様子などみられなかった。」
「そこで何かがパチンとはじけたような気がしたわ。そして私はこう思った。“もう彼の問題を抱えて生きていくワケにはいかない。ずっと私はそうやって暮らしてきたけど、もうヘトヘトよ”って。」
シャロンは離婚を突きつけたというが、オジーはショックすら受けていないように見えたという。その時のシャロンの心境は…?
「彼は私の言葉を真に受けていないと思ったわ。だけど私は本気だった。彼には心底ショックを受けてほしかったの。」
そこでシャロンはお金にうるさいオジーに対して「全財産の半分を私に差し出すのよ」、「毎月10万ポンド支払いなさい」と迫ったというが、この要求をオジーは「絶対にイヤだ!」と突っぱねたそうだ。それに激高したシャロンは…。
「飲みかけのカプチーノを、私はオジーの頭にぶっかけてやった。カプチーノにカップ、ついでにソーサーもね。」
「私は彼につかみかかり、大事な頭の毛を片手で引っ張ってやった。そしてもう一方の手で彼のジュエリーを引きちぎってやったの。」
このような壮絶な夫婦喧嘩を経るも、その後夫妻はなんと見事に仲直り。間もなく同居を再開し、離婚はせずに今に至る。シャロン・オズボーン、60歳。その衰えぬ猛女ぶりにオジー・オズボーンも「Forgive me!」とシャウトせずにはいられなかったはずだ。そんな“憎めない男”オジーは、愛娘ケリー・オズボーンに「私の挙式までにクリーンになって」と言われ更生を誓ったほどの子煩悩パパでもある。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)