ファッション業界で大成功したヴィクトリア・ベッカム(39)、そしてサッカー界のスーパースターとして長年活躍した夫デヴィッド・ベッカム(38)のパワーカップルは、今は2人合わせてトンデモない額の財産を持つ身である。そんな2人が“ベッキンガム宮殿”と呼ばれた豪邸や車を売り払い、新たに購入したとされる新居の額は45ミリオン・ポンド(約70億円)。しかしこれまで暮らしていた豪邸よりサイズそのものが小さいため、邸宅に置いていたもの全てを新居に搬入することは難しいと判明した。超高級品の数々を家族に譲るなどしたものの、なかなか減らない大荷物。それらを眺めながら、ベッカム夫妻はあることを思いついたらしい。
ロンドンにある45ミリオン・ポンドの4階建て豪邸を購入したものの、荷物の整理に困ってしまったベッカム夫妻。悩んだ挙句、夫妻は「チャリティオークションを開いて不用品を処分しよう!」と思いついたという。ここまでの流れを知る情報筋は、英紙『デイリー・ミラー』にこう証言している。
「夫妻は(以前暮らしていた)カリフォルニアに大事な物を送ったり、家族に譲ったりしたのです。それでもたくさんの荷物が残ってしまった。そこでヴィクトリアはチャリティのために売り払うという名案を思いつきました。“ベッキンガム宮殿”で大々的にオークションを開催したいと思っているんですよ。」
“この際だから多額の利益を得たい!”とヴィクトリアはノリノリとのこと。売りに出す予定の品物はキッチン用品、家電製品、ブランド衣類など多数というが、これら高級品に“ベッカム家の所有品だった”というオマケが付くのだから、想像以上の高値で全てを売り払うことも夢ではないだろう。
そんな中、新居のほうは有名インテリアデザイナーが改装中。夫妻はデザイナーに対し「お金はいくらかかってもいい。子供たちの好みに合うようにしてあげて」と依頼してあるというから、なんとも気前のいい話である。しかしこうしてチャリティの資金集めに不用品を売りに出すとは良心的。社会への貢献を忘れぬ両親を、子供たちは「カッコ良い」と改めて尊敬しているはずだ。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)