女優のアシュレイ・ティスデイルをしばらく前から震え上がらせていた、ある男性ストーカーの存在。5月に逮捕されていたその犯人が、このほど有罪判決を受けるも刑務所への収監は免れていたことが判明。アシュレイをホッとさせるには至らなかったようだ。
『ハイスクール・ミュージカル』シリーズの“シャーペイ”役でブレイクした、人気女優のアシュレイ・ティスデイル(28)。1か月ほど前には、ロックバンド「Annie Automatic」のメンバー、クリストファー・フレンチと交際約8か月にして婚約というハッピーニュースをお伝えしていた。
だが実はアシュレイ、2012年11月から今年5月頃まで、配達員を装っては自宅に侵入し、執拗にツイートしてくる“ニコラス・フィオーレ”という21歳のストーカーに苦しめられていた。「僕以外の男と交際するようなら君を撃つよ。君は僕だけのもの」といったアシュレイへの異常な執着が感じられるツイートの数は、驚くことに1万8千以上にも上ったという。
警察は5月31日にニコラスを逮捕したが、この先3年間にわたりアシュレイにツイートしてはならないという「接近禁止命令」を破ったこの男に、裁判所はこのほど有罪判決を言い渡した。しかし彼がすでに3か月ほど拘置所に入っていること、自分の罪を認め罰金350ドルほか法定費用を支払うとしていることから、1年にわたる精神カウンセリングと保護観察期間5年、そしてアシュレイの100ヤード(約92メートル)以内に近づいてはならないとする「接近禁止命令」が5年間に延長されることを条件に、刑務所送りは免れたもようだ。
だが芸能情報サイト『E!』は、ニコラスは未だにそのTwitterのアカウントをクローズしていないと伝えている。そこには「20年もしたら、君は親友として永遠に僕のそばに居てくれるよね、アシュレイ?」などというつぶやきが残っているというのだ。ニコラスという狂気のストーカーがこの処分で懲りてくれるものかは怪しく、婚約者のクリストファーにはどうかアシュレイをしっかりと護って頂きたいものである。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)