若手トップ女優の座に上り詰めたジェニファー・ローレンス(22)を、ある執拗なストーカーが狙っていたことが明らかになった。このたび逮捕されたストーカーの信じがたい行為の数々とは…?
ジェニファー・ローレンスとの対面を切望するがあまり、ジェニファーの実兄にまで連絡をとり「ジェニファーの生涯の夫」などと名乗っていたアジア系男性、Han Cong Zhao(23)がついに逮捕された。
FBIの発表によると、バンクーバー在住のこの男は4月より電話や携帯メールでジェニファーの兄に連絡をするようになり、ジェニファーに会わせろと要求。さらに「ローレンス家の人々に良からぬことが起こる」などと脅迫し、メールで「誰も殺す気はないが、もし無視を続けるのなら大混乱状態に陥れてやる」とも意思表示していたというから恐ろしい。
また4月18日にこの男は、ジェニファーの兄を見つけ出すためにケンタッキー州ルイビルまで飛んだという。
「俺が見つけるか、そっちから俺に会いに来るかのどっちかだ。俺が取り乱したらどういうことになるか、まあ様子を見てみようぜ。」
男はそうも語ったといい、その後ルイビル郊外の警察署に立ち寄り「ローレンス家の母親の住所が知りたい」と要求。それを受けて警察は男を拘留した。3時間にわたり尋問し、その際男は自分のことを「イエス・キリストの再来だ」などとも語ったそうだ。男は精神鑑定を経て起訴されたといい、ローレンス家の人々は男と実際に対面することなく難を逃れている。
人気セレブにつきまとうストーカーたちは、時として非常にアグレッシブで危険そのものだ。今回の男も真剣にジェニファーとの接触を試みていたようだが、最悪の結果に至らなかったことは何よりであった。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)