『MTV/VMA』授賞式でみせた、マイリー・サイラスの過激な衣装とパフォーマンスについての物議がいまだ尾を引いている。そこに参加していた「ワン・ダイレクション」のメンバーたちは揃って“そんなに騒ぎ立てるほどのことではない”とマイリーを擁護してみせたが、なんとそれを一転させてしまったのがハリー・スタイルズ。彼は改めて異なる感想を口にした。

25日夜に開催された『2013 MTV Video Music Awards』授賞式において、マイリー・サイラス（20）が放った淫猥な雰囲気はもうご承知の通り。「歌手マドンナのよう。ここで世間の言葉に耳を貸さなければ、ますますエスカレートするだろう」との声が本当に多い。

しかしその会場でマイリーのパフォーマンスを見守った「ワン・ダイレクション」のメンバーらは、その後に行われた映画『ワン・ダイレクション THIS IS US』のニューヨークプレミアの場で、異口同音に「マイリーは騒ぎ立てるほどのことをしていない。なぜ皆はそんなに怒っているのか」とコメントした。

そこでハリー・スタイルズ（19）は、「控え目なパフォーマンスだったと思う。恥ずかしがり屋のマイリーが殻をちょっとだけ破ったって感じかな。家族、たとえば子供やおばあちゃんが一緒に見ても大丈夫だよ」とも言っていた。ところが一転。アメリカで人気の映画情報サイト『Moviefone』との最新インタビューで、彼はこう発言している。

「ファンや自分の年齢を考えると、マイリーのあのパフォーマンスはやっぱり適切ではなかったと思う。だってああいうのは性の乱れを助長するような表現だからね。」

大変なモテ男でセクシーな美女が大好き、そんな同世代のハリーにまで批判されてしまったマイリー。今回の彼の言葉を知ったらショックに違いない。いや、マイリーはビジネスに関してはブレないアーティストである。これで落ち込むのは彼女の婚約者リアム・ヘムズワースではないだろうか。「ああ、僕は婚約者として本当に恥ずかしいよ」と…。
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）