AKB48の“みゃお”こと宮崎美穂が、盗撮されたことについてGoogle＋で怒りを露にした。AKB48や他の芸能人からも盗撮に対する苦言はあとを絶たない状況だ。彼女のファンからも「非常識な人がいるんですね」、「本当に嫌ですね。最低！」と心配するコメントが寄せられている。

宮崎美穂が盗撮されたことを、9月25日に『宮崎美穂　Google＋』で伝えている。「あのね、すごい気分悪いです。わたしなにか悪いことしてるみたいじゃないですか」と始まるその文面には、食事したり電車に乗ったりする普通の人としての行動まで盗撮されることに怒りを爆発させた彼女の心が反映されていた。

「なんでコソコソ写真撮るんですか？　本当にやめてほしいです。なにも言わずに写真撮られて怖い」と訴える彼女に、ファンも心配してコメントを寄せている。「また盗撮事件か…本当そういうことする人は人間的におかしいわ」、「また、出たんですか？　人として失格でしょ？」と宮崎美穂の気持ちに共感する者が多く、中には「盗撮は立派な犯罪です」、「それはいかん、いますぐ警察だ」という意見も見受けられる。

「そうやって週刊誌のネタになるんだ」、「しかし、アイドルのツライところだね！」といった少数派もいるが、その論理で宮崎美穂の怒りはおさまりそうに無いようだ。

AKB48では以前に島崎遥香や内田眞由美、そしてNMB48の川上礼奈も盗撮されて、Google＋でやり場の無い怒りをぶつけていた。

AKBグループ以外のアイドルも被害に遭っている。元モーニング娘。の藤本美貴は「盗撮されていやな気分になった」と訴えており、モー娘。時代の田中れいなは盗撮された写真を友人からTwitterで知らされたことがある。もっとも、彼女の場合はそれをブログで公開するという行動に出ている。

同じハロプロアイドルでは℃-uteの鈴木愛理がバスの車内で盗撮された写真が流出。隣に座っている男性と親しげだったことからスキャンダル報道されている。また少しパターンは違うが、モーニング娘。の飯窪春菜にいたっては宿泊するホテルで隠しカメラがないか必ずチェックするそうだ。

盗撮の方法も多様化する中で、芸能人特にアイドルの盗撮被害を減らすにはそれが犯罪行為であり、本人は傷ついていることを訴え続けるしかないのだろうか。
（TechinsightJapan編集部　真紀和泉）