かねてより歌手レディー・ガガ(27)と大変仲の良いエルトン・ジョン(66)。そんな彼は最近の音楽事情にも詳しく「ワン・ダイレクションが好き!」ともコメントして音楽業界を盛り上げているが、最近のガガ、そして渦中のマイリー・サイラス(20)については真剣に心配しているという。
レディー・ガガを大変可愛がっているエルトン・ジョンは、代理母出産で誕生した息子たちのゴッドマザーにガガを選んだほど。ガガも幼いエルトンの子供たちを大事にしており、お風呂に入れたり歌を聴かせてあげるなどして可愛がってきたそうだ。
だがそんなガガを、エルトンは心配でたまらないという。最近のガガは本業である音楽以外のフィールドで“暴走し過ぎ”。そう感じてならないエルトンは『オーストラリアン』紙にこう語っている。
「ガガのことを、僕は大好きなんだよ。ウチの息子たちのゴッドマザーだしね。ガガときちんと話がしたい。でもなかなか連絡がつかないのさ。」
またエルトンは以下のように続け、ガガの問題を指摘した。
「自分の“仮面”が音楽より上をいってしまう。そうなるとヤバいよ。それに自分に疑問を持ってくれる人がまわりにいないっていうのは、すごく危険な状態ってことだ。」
過激な衣装やパフォーマンス、音楽以外の活動で話題を集めることの多くなってきたガガの将来を、エルトンは楽観視できないでいる。また同じく渦中のマイリー・サイラスについて、エルトンはこのように語った。
「マイリーを見ていると、こう思うね。ああ、完全にダメになる日が待っているなって。まだあんなに若いっていうのに!」
すでに大ヒット曲を持つマイリーを「もう誰にも止められやしないさ」ともエルトンは述べ、ファンの不安をさらに大きなものにしている。
マイリーより年上のガガは、突拍子もないファッションや行動に話題集めといった“明らかな動機”があることが多い。しかしマイリーは、問題を認識しつつも深くは受け止めていない様子がうかがい知れる。そんな人気歌姫2人の行く末を、エルトンは業界の大先輩として心から心配している。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)