数々の素晴らしい楽曲で世界中の音楽ファンを魅了し続けてきた、歌手エルトン・ジョン（66）。そんな彼がここ数年でトップグループに成長した「ワン・ダイレクション（1D）」を「本当にグレイトだ」と絶賛、ファンを大喜びさせている。

音楽と音楽業界を愛するばかりに、時として人気歌手を厳しく批判するエルトン・ジョン。過去には歌手マドンナ（55）について「悪夢みたいなもの。キャリアはもう終わっている」とメッタ斬りにし、大騒動を巻き起こしたこともある。

だがそんなエルトンも、1Dの真面目な働きぶり、そして彼らの楽曲を大変気に入っているもようだ。このほど英紙『The Mail on Sunday』の取材に応じたエルトンは、1Dについての思いをこう明かしている。

「彼らは素晴らしい英国のポップバンドさ。」
「1Dのメンバーが大金を稼いでいることを願いたいね。だってあのコたちは、一生懸命に働いているんだから。」
「僕は1Dの曲が好きなんだよ。」

NMEアワーズでは、“今年の最悪バンド”に選ばれた1D。また先月に開催された『MTV/ビデオ・ミュージック・アワード（VMA）』授賞式では「Best Song of the Summer」なる賞を受賞するも、オーディエンスに大ブーイングされてしまった。だがこのとき歌手レディー・ガガ（27）は「あなたたちは成功している価値がある人たちなの」とメンバーらを励まし、後日改めてバンドのメンバーを褒めて擁護している。

ガガとエルトンにその実力を認められ、1Dメンバーたちもきっと大満足だろう。まだまだ根強い人気を誇る彼らだけに、多少のバッシングにめげることなく快進撃を続けていってほしい。
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）