お昼のバラエティ番組『笑っていいとも！』の新コーナーに“道重さゆみ率いる、チーム『ハロー！プロジェクト』”としてハロプロアイドル13人が登場した。1人ずつ順番にクイズに答える企画に挑戦した彼女たちは珍回答を連発して会場を笑いに包んだが、番組レギュラーのユッキーナこと木下優樹菜も久々に“おバカ”キャラで対抗していた。

『笑っていいとも！』金曜日で9月13日から始まった新コーナー“クイズ！たくさんいれば答えられるかな？”は、レギュラー陣の田中裕二（爆笑問題）、木下優樹菜、劇団ひとり、関根勤とゲスト（この日は千原せいじとCOWCOW）が全員で、複数の答えがあるクイズに順番に答えていくというもの。

新コーナー司会の草なぎ剛から「モーニング娘。道重さゆみさん率いる、“ハロプロファミリー”の皆さんです」と呼び込まれて続々登場したのは次の面々だった。

モーニング娘。（道重さゆみ、飯窪春菜）、Berryz工房（清水佐紀、嗣永桃子、徳永千奈美）、℃-ute（矢島舞美、中島早貴、鈴木愛理、岡井千聖）、スマイレージ（和田彩花、福田花音）、Juice=Juice（宮崎由加、金澤朋子）の13人だ。

グループが全員そろったのではなく、年上の数名ずつが集まった形だ。グループごとに自己紹介する中で℃-uteの順番になると、岡井千聖が「今日は、メンバーが1人だけコンプライアンスで来られないんです」と萩原舞だけ居ないことを説明すると、出演した4人でカメラを通して「舞ちゃん、頑張ってるよー！　コンプライアンス気にするなー！」と呼びかけていた。

コンプライアンスとは『法律や条例を遵守すること』であり、℃-ute以外のグループも18歳未満、中高生のメンバーは出演していない。モーニング娘。の場合も道重と飯窪しか18歳以上がいないのだから、改めてハロプロに若いメンバーが多くなったことを感じさせられる。

クイズでは『宮崎駿監督の長編アニメ映画　全11作』の設問では岡井、徳永、和田…と順番に答えて比較的スムーズに全問正解したものの、2問目の『夏季五輪で、1964年の東京から2016年のリオデジャネイロの間に開催された都市名を挙げよ」には苦戦した。

ユッキーナの「長野オリンピック」や道重さゆみの「イングランド」など珍回答も飛び出したが、スマイレージ福田花音の「ヨーロッパ」には関根勤も面白いと感心していた。

最終問題の『太陽系の惑星（太陽を除く）を8個答えよ』の設問では岡井から徳永、和田と火星、金星、木星…と順調に回答したのだが、またしても福田花音が「銀河」と答えていた。彼女はよほど規模が大きなものが好きなのだろう。

ところが、その福田でさえ影が薄れたのがユッキーナの答えた「キンモクセイ」である。しかも、彼女は自信満々に答えたのだが、周囲の空気を感じて焦っていた。横にいた飯窪春菜から「それ、お花だよ」と言われて間違えていると気づいたようだ。

この日は「ももちは“いいともファミリー”みたいなものですから」と自己紹介してすべった嗣永桃子とモー娘。の2人以外は『いいとも』初出演だった。いつものようにアピールできなかったのかもしれないが、福田花音はあの元祖”おバカ”キャラのユッキーナと渡り合ったのだから良い仕事をしたのではないか。

本番中にはなかったが、CMの合間に全員でパフォーマンスを披露している姿が映された。最近は嗣永桃子やモーニング娘。が出演しているだけに、他のハロプロメンバーもこうしてアピールすることで『いいとも』に姿を見せる機会が増えるかもしれない。
（TechinsightJapan編集部　真紀和泉）