アフリカ発!Breaking News

writer : flynn

【アフリカ発!Breaking News】酒か売春婦か。100円の使い道で喧嘩。1人が死亡。(南ア)

北ケープ州にあるリッチー(Ritchie)という小さな町で殺人事件が起きた。手元にある100円を加害者は酒に、被害者は売春婦に使いたいとして意見が食い違い、喧嘩になったという。

7月20日午後、レイモンドさん(30)と彼のいとこら数名が地元の酒場に集まっていた。いとこが酒をもっと買うようにレイモンドさんに強要するのに対して、レイモンドさんは手元に10ランド(約100円)しか残ってないと説明し、「酒はもういい、10ランドは今夜の売春婦に使いたい」と主張した。

結局、全員で酒場を出て歩き出したが、そのうちにレイモンドさんの家へ走り込んだいとこは、割れて先の尖っているビール瓶を持って出てくると、レイモンドさんの胸に突き刺した。刺されたレイモンドさんははじめは何事もなかったかのように笑っていたが、やがて「気分が悪い」と訴えて道路脇に座り込んだ。ジャケットの下はいつの間にか血だらけになっており、友人らが救急車を呼ぶなどしてレイモンドさんを助けようと奔走したが、そのまま死亡した。

レイモンドさんが亡くなったと知ったいとこは、自宅の風呂場で首を吊ろうとしたが叔父に見つかり、一命を取り留めた。被害者そして加害者ともに叔母にあたる女性は「1人は亡くなり、1人は刑務所に行ってしまう。一度に家族を2人も失った」と涙ながらに語ったという。
(TechinsightJapan編集部 FLYNN)