残り約1か月になったリハビリ生活を、模範的態度で送っている女優リンジー・ローハン(27)。そんな彼女の“お騒がせ父”マイケル・ローハン(53)が、どういうつもりかこのタイミングでリンジーの衝撃的な過去を暴露した。英紙『The Sun』が紹介したその発言のいくつかを、まとめてお伝えしたい。
■2005年に発生したドラッグ過剰摂取事件
「当時、リンジーはニューオーリンズで映画(『ラッキー・ガール(Just My Luck)』)の撮影中だった。その時俺に電話がかかってきて、リンジーがコカインを過剰摂取したと聞かされたんだ。コカインを娘に与えたのは、アシスタントの1人だった。」
「俺は激怒したさ。家から銃を持って出て、ニューオーリンズでそいつを殺してやろうと思ったほど。」
「(その後空港に行く際、飲酒運転で事故を起こし)なんて愚かなんだと反省したよ。本気で射殺する気はなかったんだ。ニューオーリンズにたどり着かなくて良かったよ。」
■今後またリンジーが問題を起こしたら…
「そうなったら、もうハリウッドでのキャリアはおしまいだと思う。」
「2度も3度もチャンスを与えられることはない。だから今回こそはクリーンになって、酒にも手を出しちゃダメだ。」
「(リハビリ施設での)治療のあと、またダメになる確率は97パーセントくらいだ。リンジーにとっても勝算アリとは言えないな。でも家族のサポートを受け、どうにか乗り越えることを願っているよ。」
■リハビリ施設で会ったリンジーの様子
「これまでの7年間の中で、一番調子が良さそうに見えたよ。」
「リンジーは俺に会えてすごく喜んでいた。娘の変化が目に見えたくらいさ。あの状態が続けば良いんだが…。」
「リンジーだって、変わりたいと願っているんだ。変われるように、この俺も祈っている。彼女は今とてもポジティブなんだ。」
■父として感じる責任
「ある意味、自分を責めているさ。離婚さえしていなければ、今のような状態にはなっていなかったかもしれないんだから。」
「リンジーは母親からウソをたくさん聞かされていた。でも俺は、ずっと良い父親であろうと頑張ってきたんだ。」
だが本当にリンジーを思っているのであれば、何も話さずにどうか静かに見守ってあげてほしいものだ。リンジーが問題を起こすたびに登場し、状況をより混乱させているのはマイケル本人。数か月前に「娘は金をもらってリッチな男性とデートしている」と述べリンジーを娼婦のように表現したのも、他ならぬマイケルであった。リンジーもすでに27歳。リハビリ生活を終えキャリアが順調になりしだい、「親離れ」しなければお先真っ暗だろう。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)