イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-yokote2

【イタすぎるセレブ達】パリスちゃんのイトコ、「今後は実母のデビーと暮らすのもアリ」と発言。

故マイケル・ジャクソンの長女、パリス・ジャクソンちゃんの自殺未遂事件からすでに1週間が過ぎた。まだ15歳と幼いだけに彼女の今後については様々な心配がつきまとう中、ジャクソン家のある女性がメディアのインタビューに応じた。

今月5日未明に自殺未遂を起こし、現在「UCLA医療センター」で精神面での治療を受けている故マイケル・ジャクソンの遺児パリス・ジャクソンちゃん(15)。彼女のイトコであるタネイ・ジャクソンさんが、このほど沈黙を破って芸能情報番組『E!News』とのインタビューに応じた。

タネイさんの父親はマイケルの兄ティト・ジャクソン。そしてティトの息子TJ・ジャクソンは、マイケルの遺児3名にとってイトコであるばかりか後見人でもある。マイケルの死後、3年にわたり遺児らの後見人として養育にあたってきたのは80代の祖母キャサリンさんであったが、昨年夏に起きた彼女の失踪・軟禁騒動がきっかけで、LA郡家庭裁判所はまだ30代ながらTJを後見人に加えていた。

実はタネイさんは長いことティトの隠し子であったが、「関係は極秘のままで」と求めるティトを振り切って、2009年に関係を暴露した経緯がある。そのため異母兄であるTJやジャクソン家の人々に好かれる存在でないが、発言を見る限り彼女は常にTJやマイケルの遺児の味方。そして肌や瞳の色がまるで異なり、ジャクソン家の血を引いていないと噂されてきたパリスちゃんの疎外感をも理解できる存在と言えよう。

「パリスのとってきた一連の行動はとても問題があるし、事態を軽く見ることはできないわ。兄のTJもこの件では本当に頭を悩ませ、心配しているの。」
「大家族の中で、常に誰とでも仲良くやっていくのは難しいものがある。ただパリスと兄のプリンスは無条件の兄妹愛、絆で結ばれていると感じるわ。デビーとの距離を縮めるパリスにプリンスが不満を抱いているとしても、それぞれが深い絆で結ばれているんだし、いずれは時間が解決してくれるんじゃないかしら。」
「ジャクソン家の人々は硬い表情を浮かべることもあるけれど、彼らも皆パリスにはどうにか幸せになって欲しいと必死なのよ。パリスが実母のデビー・ロウと一緒に暮らしたいと望むのであれば、私はそれでもいいんじゃないかと感じるわね。」

愛情を込めてパリスちゃんについて話すタネイさん。ジャクソン家から少し離れた立場で冷静にものを語っている印象であったが、2009年6月にマイケルが心肺停止の状態で救急搬送され、その臨終を確認した「UCLA医療センター」にパリスちゃんが最近移送されたことについては、「深い悲しみが蘇ってしまい耐えられなかった」とやり切れなさそうに感情を高ぶらせた。

退院後のパリスちゃんについては、教育はホームスクーリングに切り替え、LA郊外で牧場を営む実母デビーさんのもとで暮らす、つまりデビーさんがパリスちゃんの養育者になるという可能性も浮上している。しかしジャクソン家の人々はこれに大反対という話も。妹や弟を心の拠り所としてきた長男プリンス君の心情を思うと、きょうだいを引き離す形でパリスちゃんだけデビーさんのもとで暮らすというのは確かに胸の痛む話である。3人の遺児にとっての一番幸せな暮らし方とはいったい…なかなか解決策を見出せないのが現状ではないだろうか。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)