イタすぎるセレブ達

writer : kohara

【イタすぎるセレブ達】アンジーの両乳房切除を「勇敢ではない」と批判した歌手、その真意を説明。

先日、「両乳房切除手術」を乗り越えた女優アンジェリーナ・ジョリー(38)について「勇敢なんかじゃない!」とメッタ斬りにした歌手メリッサ・エスリッジ(52)。それが世界中のメディアに大きく報じられたことを受け、メリッサ本人が再びコメント。その真意につき語ったのだが…。

自分が「乳がん高リスク」と知った女優アンジェリーナ・ジョリーは、今年の2月より手術・治療を開始。「子供たちのために生きなくては」、「そのためにはガンにはなれない」との理由で両乳房を切除し、世界中の女性に「勇気ある母」と絶賛された。

ところが乳がん経験者の歌手メリッサ・エスリッジの言い分は以下の通りであった。

「そんなもの、勇敢な選択とは私には言えない。それどころか、これ以上ないくらいビビりな選択だわね。」
「(両乳房切除という)決断を下す前に、みんなにもっとよく考えてほしいわね。」

これを世界中のメディアが報じるなり大きな議論が巻き起こったが、この予想だにしなかった大反響を受け、メリッサはこのたび『ET Online』を介し以下のようにその真意を明かしている。

「アンジーが“何をすべきだったか”について、私は意見なんてないの。みんな、どのような選択だって自由にできるんですもの。私が異議を唱えたのは、あの選択(両乳房切除)が“勇敢”と表現されていることだけだわ。」

ちなみに「勇敢なんて言えない!」というメリッサの発言については、アンジーのパートナーであるブラッド・ピット(49)も少なからず驚いたようだ。映画プレミア会場で『Us Weekly』誌よりコメントを求められるなり、ブラッドは以下のように答えているのだ。

「メリッサは俺の古い友人なんだ。後で、電話で話すことになるだろうね。」

メリッサの「勇敢なんかじゃない」、「大手術に踏み切る前に考えろ」という発言により、「乳がんを予防すべく予め両乳房を切除する」という方法に飛びつこうとした人は一瞬踏みとどまったはずだ。アンジーの決意、そしてそれに続き起こった議論によって、様々な選択肢に世間が注目し、考える機会を得たことは、紛れもない事実だろう。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)