女優デミ・ムーアと俳優アシュトン・カッチャーの離婚協議は、アシュトンに度重なる浮気があったことが分かっているだけに、屈辱感いっぱいに別居を決めたデミが完全に優勢。彼女の鼻息はかなり荒いが、それも間もなく決着となるか。
あれよあれよという間に売れっ子俳優となった年下の夫、アシュトン・カッチャーに若い女の子との度重なる浮気が発覚し、2011年11月に別居を発表した女優のデミ・ムーア。その離婚における財産分割協議の中で、デミは自由になる資金が現在15億円もあるにもかかわらず、アシュトンに「扶養費」という名目の高額の送金を要求して人々をびっくりさせた。
「離婚における財産分割に遠慮は無用。私のものは私のもの。あなたのものも…やっぱり私のもの。ごっそりと頂きます」ということなのであろう。デミは俳優ブルース・ウィリスとの離婚で、当時の相場にして60億円という大変な財産分与を受け、オイシイ離婚などと騒がれた。それだけに妻そして女としてのプライドをめちゃくちゃにしたアシュトンに対しても、彼が売れっ子になった今となれば容赦などするまい。
ただし、アシュトンよりリッチなデミが彼から生活費のようなものを要求するという発想にはやはり無理がある。そう知ったデミは、新しく「ニューヨークのアパートメントの補修工事代金を支払って」とアシュトンに要求したという。その物件は25億円以上の価値があるため、アシュトンはまたしても「なぜ僕が?」と憮然としたそうだ。
他にも、共に手がけていたというオンラインビジネスの収益分配についての双方の主張に食い違いがあり、協議はまだまだ続きそうだとみられた中で、一日も早くスッキリしたいアシュトンが「お金で片を付ける」と申し出たという情報を芸能情報サイト『TMZ』が得たようだ。
デミがアシュトンに突き付けた理不尽とも思われる様々な要求もここで一旦振り出しに戻されるというから、彼女が納得する十分な額を、アシュトンも納得のいく「慰謝料」という名目で支払い、それをもって一件落着となるものと思われる。『TMZ』は詳しい金額などは6月にも決定するのではないかと報じている。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)