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writer : naomaru

【エンタがビタミン♪】「大迷惑な話」。カンニング竹山が“美談”をラジオで改めて否定。“カンニング”と名乗る本当のワケとは?

芸人・カンニング竹山が19日、インターネット上で広まっている“美談”をツイッターで否定したが、今度は出演したラジオ番組でこの“美談”について触れ、改めて「このことに関しては全部ウソです」と断言した。さらに、今でもコンビ名“カンニング”を使っている理由についても明かした。

カンニング竹山が、相方を病気で亡くしてもなおコンビ名のまま活動しているのは、相方の遺族と給料を折半するためという、Twitter上などで拡散されてきた“美談”がある。これについて竹山本人がTwitterで「全くのデマです」と否定し話題となった。

20日放送の『たまむすび』(TBSラジオ)に出演した竹山は、改めてこの“美談”について触れ、「このことに関しては全部ウソです」と否定した。そして、そもそも“カンニング”という名前を付けただけで、この世にいない人にお金が支払われるなどという話はありえないのだから、冷静に判断して欲しいと訴えた。この話がTwitterなどで話題になってしまったため、実際に税務署が確認に来たようで、「大迷惑な話だ」と興奮気味に語った。

では、なぜ“カンニング竹山”と名乗るようになったのか。2人で活動していたときに“カンニング竹山”“カンニング中島”と名乗っていたので、相方の中島忠幸さんが病床に伏してしまい1人で活動する際も、その名前を使用してきたという竹山。その後、中島さんが亡くなってからも、今まで活動してきた名前の知名度も考慮し、また亡くなったからといって、コンビ名を外すことの方が違和感があると考え、そのまま“カンニング竹山”としていると明かした。そして最後に「もう、“カンニング”のことは放っておいてくれ」といつものキレ口調で訴えた。

以前にもネット上で噂されてきた「志村けん&ビートたけしの“美談”」や「タモリと鶴瓶との“美談”」もデマであることが明らかにされてきた。やってもいない“罪”を着せられる冤罪はもちろんのこと、やってもいない“善”を着せられるのもまた大迷惑な話である。
(TechinsightJapan編集部 佐々木直まる)