HKT48の中西智代梨が5月5日に横浜で開催された個別握手会の写真をGoogle+で公開した。彼女のレーンに誰も並ばない状況で、寂しげな背中を見せる姿に読者も驚いており「マジか!」、「嘘だー!」といったコメントが寄せられている。中には握手会に参加したファンから現場を目撃したという証言もあるのだが、果たしてその真相はどうなのか。
“ちょり”こと中西智代梨といえば、HKT48のお笑い担当として活躍する人気メンバーのひとりだ。その彼女が5月6日に『中西智代梨 Google+』で、「【悲報】中西智代梨のレーンに誰もいない件」と記し握手会の写真を公開して話題となっている。
5月5日に神奈川・パシフィコ横浜で行われたHKT48の“「スキ!スキ!スキップ!」劇場盤発売記念個別握手会”でのことだ。会場には多くのHKT48ファンがいるのだが、中西智代梨のレーンには誰1人並んでおらず、“ちょり”と担当のスタッフが寂しげに立ち尽くすその背中が悲しい。
これにはGoogle+の読者もショックを受けたようで、「うちだったら速攻行く!」、「さすがに行きます!」、「次から絶対いくー!」と反響があった。だが中には「これは時間前か?」、「これわざと撮っただろ」、「ちより狙ってるやろ」など、ネタと見るコメントも少なくない。井上陽水のモノマネをはじめ、ネタづくりにも余念の無い“ちょり”だけに今回の写真もやはりそうなのだろうか。
実は、写真をよく見ると『第6部 中西智代梨 19:00~20:30』と案内する紙が貼ってある。握手会に参加したファンからは、「6部までいると家着くのがかなり遅くなるっていう現実的な話。でも3部めっちゃ人いて、レーンはみ出て通路の奥にも受付け列できてたんだよ、ちよりちゃん!」という説明があった。
また中西智代梨も自分の投稿のコメント欄で「たくさんの方、来てくださいましたよ。まぁ6部は…ね笑」と明かしており、握手会当日のGoogle+では「たくさんの方が来てくださいました。とても楽しかったです」と報告している。昼間は多くのファンが並んでくれていても、遅い時間帯の6部でこうした状態になることはありがちなようだ。
ところが、現実にはそれだけでは終わらなかったのである。今回の件をAKB48ファンがサイトで取り上げたところ、当日の握手会に参加したファンからさらに細かい情報が寄せられている。
それによると、6部で20時前になると中西智代梨のレーンにも人が少なくなった。そこで“ちょり”ファンたちが相談し「1人行って、1人行って、で途切れさせないようにしていた」というのだ。それでもまばらなので、誰も並ばない時間もできたのだろう。
やがてそのファンの順番となり握手すると、“ちょり”が「あそこにみんないるのになぜ来ないの?」と他にもファンの姿があることを不思議に感じて訊ねた。「みんな来たら時間前に終わって突っ立っているだけになるでしょ。ほら次の人が受付中でしょ? 順繰り来るから」と説明すると、彼女も「みんな優しかあ~」と感激したという。
握手会では、ファンが推しメンを気づかってこうした対応をすることがあるらしい。メンバーはファンに喜んでもらおうと終日頑張る握手会だが、ファンもメンバーの様子を見ながらこうしたフォローをしているのだ。握手会の奥の深さを感じた。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)