4月13日に発表されたSKE48の「組閣」では、チームSのW松井(松井玲奈・松井珠理奈)が別グループにわかれるなど予想外の異動が話題となった。研究生にとっても、正規メンバーとなれるか否かが発表される大きな出来事だ。その1人である山田みずほが、研究生ブログで辛い胸のうちを明かしている。
2011年10月16日にSKE48第5期生オーディションに合格した山田みずほは、「みなさんの愛を『ちょきん』してね。ウサギが大好き、山田みずほです」のキャッチフレーズから“貯金ちゃん”のニックネームで親しまれる。研究生ながらも公演ではセンターを受け持つこともあり、少しずつ頭角を現してきた。そんな彼女を応援してきたファンは今回の「組閣」に期待したことだろう。
山田みずほが4月18日の『SKE48 研究生ブログ』で、「組閣」が発表された日本ガイシホールコンサートを振り返っている。1日目の公演で披露した『ピノキオ軍』では、「研究生全員で旗をやらせていただきました」とみんなで揃うまで何度も練習したことを綴っている。
その日のステージで「組閣」が発表されたのだ。「すごく突然で驚きました」、「私は研究生のままです。すごく悔しくて悲しくて涙がたくさんでました」と彼女は明かす。メンバーやスタッフが声をかけてくれ、ファンはGoogle+にコメントで心配してくれた。
松井玲奈は泣き続ける彼女の手をずっと握ってくれたという。桑原みずきは「まだ焦ることない…たくさん勉強してからでも遅くないよ。大丈夫!」と声をかけてくれた。“終身名誉研究生”となった松村香織も「たくさん大事なことを教えてくれた」そうだ。
そんな先輩たちの気持ちやファンの励ましにより立ち直ったことで、彼女もようやくブログを更新できたのだろう。「今まで応援してくださったファンのみなさんを悲しませて、本当にごめんなさい。これからもっともっと、努力と感謝の気持ちを忘れずに頑張っていきます」と気持ちを切り替えている。
また、コンサートの2日目にソロデビューが発表された松村香織について「いつも自分からチャンスを掴みに行っている香織さんはすごく尊敬します」と感想を綴ると、「これからは香織さんに甘えずに、私も引っ張っていける存在になりたいです」と決意している。「組閣」の悔しさをバネにして、これから成長してくれそうだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)