SKE48を卒業する矢神久美、平松可奈子、高田志織、桑原みずきが4月18日に卒業公演を終えた。終了後には各自のブログでこれまでの活動を振り返り、ファンへメッセージを伝えている。

SKE48劇場で行われたチームSによる“制服の芽”公演は4人にとって最後の公演となった。矢神久美は『SKE48 矢神久美オフィシャルブログ』で、「皆さんが現場でも遠くからでも応援してくださるその心が、いつも私は嬉しかったです」とファンへ感謝する。

彼女は「正直言えば、今までSKEをやってきて辛いと思うことも沢山ありました」とこれまでを振り返った。ファンの嬉しそうな顔や励ましの言葉で救われてここまで続けられたことについて、「皆さんの笑顔こそ私がSKEをやっていく上でのやりがいでした」と思いを明かす。

平松可奈子も『SKE48 平松可奈子オフィシャルブログ』で、「ダンスが苦手だった」ことで悩んでいた日々を明かしている。「公演で私のことを目にとめてくれる人はいるのかな？」と思っていたある日、「必ず1人は見ていてくれている。成長を見てもらえる最高のステージ」と公演はメンバーに平等に与えられた場所であることに気づいたという。

そんな思い出が詰まった劇場での公演も、この日で最後となった。約4年半を振り返った彼女は「たくさんのメンバーの中から見つけてくださって、オンリー1をくださって本当にありがとうございました」と応援してくれたファンへメッセージを送った。

高田志織は『SKE48 高田志織オフィシャルブログ』で約4年半の間、応援してくれたファンへ感謝すると「公演は私のSKE人生には絶対に外せないものでした」と思いを綴っている。彼女にとって公演は「自分に嘘はつけない」、「ありのままの自分でいられる」場所だったのだ。他のメンバーにとっても「みんながいろんな角度で輝ける場所」だった公演が今も大好きだという。

今後、彼女は「ファッションの道でもそんな風に沢山試行錯誤しながら、上にいきたい！」と夢を目指す。SKE48のオーディション動機に書いた「皆さんを笑顔にできる人になりたい！」の思いは今も変わらない。「今度は、違った形で皆さんを驚かせて笑顔にしていきたいです」と決意を示した。

桑原みずきも『桑原みずき　Google＋』で、卒業公演について「オキドキ振付させていただきました！　みんなついてきてくれてありがとう！」とメンバーに伝えている。「悔いはない！　やりきった！　みんな、大好き！」というメッセージと共に掲載した満面の笑みに溢れんばかりの思いが表れているようだ。

卒業公演を終えた4人の気持ちはもちろんだが、送り出す仲間も辛いものだ。松井玲奈は『SKE48 松井玲奈オフィシャルブログ』で、「私たちがこんなに淋しいんだから、ファンのみなさんはもっともっと淋しいんだろうなと思います」、「白いサイリュウムと、4人の背中を私は忘れません」と4人の卒業について心境を綴っている。

矢神久美、平松可奈子、高田志織、桑原みずきの4人は、5月6日に名古屋で行われる握手会でSKE48としての活動を終了する。
（TechinsightJapan編集部　真紀和泉）