エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】「胸を張って帰って来たい」。SKE48・秦佐和子が最後の公演を終えて心境綴る。

SKE48劇場で3月29日に開催された『チームKII「ラムネの飲み方」公演』は、秦佐和子の劇場最終公演となった。声優の夢を実現するためにSKE48からの卒業を決断した秦だが、メンバーやファンの優しさに触れて「夢を叶えた時にはまた戻って来たい」という気持ちになったようだ。公演で手紙が紹介された同期の須田亜香里は、ブログでも秦へメッセージを送り「お互いに夢を叶えて将来は共演しよう」と伝えている。

3月7日の公演でSKE48を卒業する意思を発表した秦佐和子は、以前から夢だった声優になるために勉強しなおしたいと理由を語っていた。時の経つのは早いものだ、29日に最後の劇場公演を終えた彼女は『SKE48秦佐和子オフィシャルブログ』で、最終公演だったという実感が沸かないことについて「これで永遠にお別れじゃなくって、また絶対に皆さんに会えるって信じているからこそ、こういう気持ちなのかな」と心境を綴った。

この日の公演が始まるまでは「大切な公演を私の卒業で一つ無駄にしてしまって申し訳ない」と考えていた彼女だが、ファンの声援やメンバーの笑顔に包まれて改めてSKE48が好きと実感したのだ。何の保証も無く絶対とは言えないが「必ず帰って来たいなって、優しくってこんなに素敵な場所を手放すのだから、胸を張って帰って来たいな」とその気持ちを伝えている。

公演には出られなかった須田亜香里からは、手紙で秦への言葉が贈られた。秦はAKB48と一緒に初めて紅白に出た時に、空き時間に連れて行ってもらった横浜中華街で「あかりんと寒い中もぐもぐ食べた甘栗が忘れられません」と懐かしんでいた。お互いに3期生として入ってから頑張ってきた日々が思い出されたのだろう。

須田亜香里も『SKE48オフィシャルブログ』で30日に、改めて秦への思いを綴っている。彼女は「あかりは本当にやりたいことに、しゃわこがいてくれたから気づくことが出来ました」と声優を目指す秦のおかげで自分の夢を見つけられたという。『ミュージカル』と『ソロデビュー』を目指してこれから頑張りたいと、決意を新たにしているのだ。

「場所は違ってもお互い全力で」、「未来でしゃわこと共演したいから、今を精一杯に生きます」という須田亜香里の言葉は、いつか胸を張って劇場に戻って来たいと願う秦佐和子にも大きな励みになることだろう。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)