2010年に芸能活動を休業し、翌2011年復帰したお笑い芸人の柴田英嗣。復帰後はそれぞれピンで活躍しているアンタッチャブルの2人だが、2年経った今も漫才を披露するどころか、コンビでの共演すらない。このままお笑いコンビ・オセロのように共演のないまま解散かとも思われたが、水面下で2人は交流していたようだ。
16日深夜放送の『JUNK 爆笑問題カーボーイ』(TBSラジオ)にゲスト出演した、アンタッチャブル・柴田英嗣。相方の山崎弘也について聞かれた彼は、「定期的に飲んでいます。話し合いみたいな感じで」と2人きりで会っていることを明かした。その際、山崎は柴田のスケジュール帳を見て、「(仕事が)ないね!」と確認するらしい。柴田がどのような仕事をしているのか、気になるようだ。
柴田はコンビでの活動について、「もうちょっと(ピンで)頑張れよ」と山崎から発破をかけられるという。山崎にはコンビでの活動予定が今のところないのかもしれない。
再度2人で漫才をすることについても、柴田は「ハードル上がっちゃってる」と心配する。長期休業してから本格的な漫才をしていない。だが2人が漫才をしない期間が長くなればなるほど、「2人の漫才を見たい」とファンの期待値は上がるのだ。スピード感が持ち味のアンタッチャブルの芸風を再現できるのか、また長く漫才をしていないので滑舌も悪くなっているのではないかと柴田は心配を口にする。話を聞いていた爆笑問題・太田光は漫才について、年を重ねると通常はスピードを落としていくがアンタッチャブルはテンポの良さがウリなので「(スピードは)落とせないな」と彼の苦悩に理解を示した。
山崎は先日のDVDマガジンのイベントでコンビでの活動について訊ねられ「頑張りますよ」と返答しているものの、柴田は復帰後初めてのレギュラー番組『LINDA!~今夜はあなたをねらい撃ち~』(TBSラジオ)がこの春終了。ますますコンビ格差が広がってしまっている。2004年にM-1で優勝してから来年で10年。新たなアンタッチャブルが見られる日は来るのだろうか。ファンの期待値は上がり続ける。
(TechinsightJapan編集部 佐々木直まる)