エンタがビタミン

writer : naomaru

【エンタがビタミン♪】アンタッチャブル・柴田、お手柄!? タクシー運転手を殴った外国人を取り押さえる。

アンタッチャブル・柴田英嗣が、タクシーの無賃乗車の現場に遭遇したことを明かした。彼はそのときの恐怖と芸人としての心の葛藤をラジオで語っている。

12日深夜放送の『LINDA!~今夜はあなたをねらい撃ち~』(TBSラジオ)で、メインパーソナリティを務めるアンタッチャブル・柴田英嗣がタクシーの無賃乗車の現場に遭遇していたことを明かした。

ある日の早朝4時頃、柴田はスノーボードに行くため自宅の前で友人と車に乗り込んだ。すると、1台のタクシーが柴田の車ギリギリに横付けしてきた。おもむろにタクシーの後ろの窓が開き、外国人の乗客が飛び出してきて柴田の車のボンネットに落ちてきたのだ。タクシーの運転手が「泥棒!」と叫びながらその外国人を捕まえようとしたが、逆に振り回され、握りこぶしで殴られていた。

一部始終を見ていた柴田は、友人に警察へ通報するように指示。車から飛び出しその外国人を取り押さえたという。その後、警官が到着し外国人を引き渡したそうだ。

外国人は酔っ払っており、さらに警官は言葉が分からないため彼の日本人のガールフレンドの到着を待って事情聴取が行われた。彼女の通訳によると、乗車していたタクシーが急に停まったので何かされるのではないかと危険を感じて逃げ出したという。運賃も払う意思があったらしい。それを聞きタクシー運転手も納得し、和解となった。

柴田は運転手の「泥棒!」という声を聞いて恐怖を感じたが、商売柄「フリートークのネタになる」と思い、無我夢中で外国人を取り押さえにかかったと当時の心境を振り返った。さらに外国人が落ちてきたことによりボンネットが凹んでしまったそうだが、「ネタの提供費」として我慢すると話す。だが「身を挺して助けたタクシー運転手にはお礼して欲しかったと」と本音も吐露した。

週4日、1時間の生放送のラジオ番組の中で、10分間ほどのフリートークの時間を持つ柴田。人助けではなく「ネタのため」と言い切るところが、芸人としての復活に燃える今の柴田らしいエピソードであった。
(TechinsightJapan編集部 佐々木直まる)