森永製菓が1967年の発売以来、初めてチョコボールのキャラクターである「キョロちゃん」のデザインを変更すると発表した。これを受けてアンタッチャブル・柴田が、ラジオ番組でチョコボールの景品“おもちゃのカンヅメ”のナゾに迫った。
1967年の発売以降、ロングセラーのお菓子チョコボール。くちばしを開けたところの色が銀だと5枚、金だと1枚で応募すると“おもちゃのカンヅメ”という景品がもらえることでも有名だ。しかし名前は知っていても、その実物をみた人は少ないのではないだろうか。
アンタッチャブル・柴田英嗣がMCを務めるラジオ番組『LINDA!~今夜はあなたをねらい撃ち~』(TBSラジオ)の27日深夜の放送では、実際に当たった人を見つけるという企画だった。森永製菓の公式発表によると、当たる確率は未公表なものの毎月1万7000人ほどに“おもちゃのカンヅメ”を送っているのだという。年間で20万人以上が当選していることになるから、想像以上に多いのだ。
毎月それだけの人が当たっているにもかかわらず、ナゾの多い“おもちゃのカンヅメ”。当て方にもさまざまな都市伝説がささやかれる中、番組内ではリスナーから過去にあった「必ず当たる方法」というのが披露された。それは、金・銀・ハズレではパッケージのバリの位置(裁断時に切り残された部分)が若干違うというものだ(現在はメーカー側もこの裏技には対策済のよう)。店頭で見比べることで、すぐにアタリが見抜けたらしい。さらに柴田が、自らの体験からの技を明かした。前から3列目、もしくは後ろから3列目に銀が隠されているという。だが番組で実際に42個購入し、9列目に銀が1つ出ていたので柴田の策もどうやら都市伝説レベルのようだった。
柴田は幼少のころに一度集めていたというが、「5枚溜まるまで捨てずに当たりくじを持っているというスキルが足りなかった」と反省する。そして大人になり再度集め始め、ついに“おもちゃのカンヅメ”を手に入れたのだ。しかし引越しの途中で缶をなくしてしまったそうだ。柴田は、この“おもちゃのカンヅメ”について「銀の当たりくじを5枚集めるまでが、楽しいピーク」と語っていたが、これが真理なのかもしれない。
(TechinsightJapan編集部 佐々木直まる)