モーニング娘。の飯窪春菜が先輩の道重さゆみと巌流島で撮った写真を公開している。彼女が「素晴らしい写真があります」と興奮気味に掲載した1枚は、最近流行っている“空飛ぶ女子高生”にも似た空中を飛ぶ場面をとらえたものだ。関門海峡をバックに“武蔵と小次郎”になりきって対決する2人は、実に楽しそうである。
モーニング娘。10期メンバーとして加入した飯窪春菜は、道重さゆみのブログを見てオーディションを受けたという。飯窪がそんな縁のある道重先輩の故郷、山口県で行われた全国握手会に参加した時のことを、4月8日の『モーニング娘。天気組オフィシャルブログ』で報告している。
道重の案内で山口を観光して回った飯窪は「香山公園の五重塔」や「勉強の神様のいる神宮」(防府天満宮と思われる)など名所を巡り、足湯や名物の瓦そばを満喫した。中でも宮本武蔵と佐々木小次郎の決闘で知られる巌流島では、2人で決闘シーンを演じてはしゃいだ。
巌流島には武蔵と小次郎の決闘を解説した船の先端を模した石碑があり、そこに2人の決闘場面が描かれている。飯窪は道重先輩と「お互いどちらの役がハマリ役かオーディション!って言って撮った」という写真の中で、一番きれいに写った1枚を公開している。
小次郎役の道重の剣を武蔵役の飯窪が飛び上がってよけながら、大上段から斬りつけるシーンを見事に表現している。「すっごくないですか!?」、「もう爆笑でした!」、「私のふくらはぎの筋肉もすごい!」と彼女が自画自賛するのもうなずける仕上がりだ。
女子高生の間で流行の空を飛ぶ写真のような躍動感に溢れるものだが、本人たちはそれを意識しているわけではないようだ。
なにより自分がモーニング娘。に入るきっかけとなった道重先輩との奇跡のベストショットに興奮する、飯窪春菜の気持ちが微笑ましいエピソードである。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)