イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-yokote2

【イタすぎるセレブ達】ジャスティン・ビーバーが長期不在のLAで愛車は悪友たちが乗り放題。自損事故にも逃げ出す始末。

この先何か月も世界中を回る身となったら、その間愛車をどうするか。バッテリーをはずして放置するか、それとも信頼できる人に乗ってもらうか…歌手のジャスティン・ビーバーは後者を選んだ。ただし“悪友”たちに、である。

現在「Believe」ツアーでヨーロッパを回っている歌手のジャスティン・ビーバー(19)。ステージで倒れるなど健康面が心配される中、一歩外に出ればパパラッチとトラブルを起こすなど、どうにも心身の安定感を欠いている。そんなジャスティンにはさらにひとつ、大きな心配の種がはるかロサンゼルスにあったようだ。

それは昨年3月、18歳の誕生日にマネージャーのスクーター・ブラウン氏からプレゼントされた、「フィスカー・カルマ」というプラグインハイブリッドタイプの超高級スポーツカー。シェイプも豪快だが特別仕様のギンギラ塗装がとにかく目立つ。ジャスティンは長期間ロサンゼルスを離れるにあたり、その車の鍵を気前よく友人に渡していたのだ。

だが慣れない他人の車、しかもスピードが出る車は怖い。今月5日、ラッパーである彼の親友リル・トゥイストはそのカルマを運転して酒屋に向かい、ハンドル操作を誤って店先にあったコンクリートの柱に突っ込む事故を起こした。しかもトゥイストは現場から逃げ出しており、貸主のジャスティンに大いに迷惑をかけるところだったというから情けない親友である。

さらに7日、修理が済んだばかりのカルマにスタンドで給油を行っていたのは、アフリカ系と思われる若い男性であった。芸能情報サイト『TMZ』は、ただでさえイライラしているジャスティンの神経を逆なでするような写真を公開しているが、まるで“悪友たちが代わるがわる君の愛車を乗り回しているようだけれど、大丈夫かな?”と言わんばかりだ。

ちなみに昨年9月には、当時はジャスティンの親友であったラッパーのショーン・キングストンがそのカルマを乗り回し、「友情の印にもらった」と自慢げに吹聴したためジャスティンが激怒したことがある。ジャスティンはその時もコンサートでロサンゼルスを離れていた。

たやすく「親友」と呼びあう仲間はいても、真の友情には恵まれていないと言われるジャスティン。若くして成功し、リッチになりすぎたのだ。当然うらやましくてならないその仲間たちは、ジャスティンがカルマのキーを置いてロサンゼルスを離れることを密かに楽しみにしているのであろう。

なお「Believe」ツアーは今後ヨーロッパ各都市、中東、アフリカを回り、6月に北米に戻るものの、8月まで公演がびっしりと組まれている。ジャスティンがロサンゼルスに戻った時、その「カルマ」が健在であればよいのだが…。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)