“アンチ”がいよいよ増えて来たことに本人も心を痛め、悩み、ストレスを溜めているのかもしれない。ジャスティン・ビーバーが7日のロンドン公演の最中に体調不良を訴え、ステージで倒れてしまった。
先にお伝えしていたが、人気歌手のジャスティン・ビーバー(19)は4日のロンドン公演にて、翌朝も学校があり終電の時間を気にするファンが多い中、2時間も遅刻して現れ、保護者が同伴したファンも多かったことから大ブーイングが発生。彼はかつて経験したこともない屈辱感を味わうとともに、エンターテイナーとしてのあるべき姿勢、責任感を問われた。
それでもTwitterを利用して“反省しているし、ファンに謝罪したい。でも素晴らしいステージだったことは誇りに思っている”などとコメント。その“Yes, but…”的な発想には、残念ながら「まだ青い。反省が足りない」という声もあがっている。
だが本人もこの件ではかなりまいっている様子。いや、さえない話ばかりが続き、ストレスから体調を崩していた可能性もある。7日、やはりロンドンの「O2アリーナ」でコンサートを開催したジャスティンは息切れを起こしてステージ上で倒れ、バックステージに戻り酸素補給を行った。
ちなみにこのツアーは、ウィル・スミスの息子であるジェイデン・スミスと一緒。ジャスティンがバックステージで医療チームに診てもらっていることを観客に告げたのは、ジェイデンであったそうだ。コンサート会場から出てきたローレン・オデルさん、およびタリア・ケイヴさんという女性は、芸能情報サイト『E!News』の取材にこのように語っている。
「ジャスティンは、“Beauty and the Beat”を歌っている間に体調がおかしくなってしまったの。私たちファンは本当にサポーティブだったと思う。とにかく元気づけようと皆で彼の名を連呼したのよ。ジャスティンは戻って来てから“Believe”、“Boyfriend”、“Baby”と歌い続けたけれど、体力的にちょっと苦しそうに見えたわ。」
「(マネージャーの)スクーター・ブラウンが、ドクターストップがかかったためコンサートは中断したいと私たちに告げたの。でもジャスティンが最後まで頑張りたい、やり遂げたいと主張して再びステージに戻って来てくれたのよ。」
ブラウン氏によれば、そのコンサートの終了後にジャスティンは近くの病院で検査を受けたそうだ。この業界で生き残るにはストレスに負けず、友人や家族に愛され、打たれ強い人間であることが重要。図太さ、ずるさだって必要であろう。まだ19歳になったばかりのジャスティン。これだけいろいろと続けば、弱音のひとつも吐きたくなる頃ではないだろうか。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)