アフリカ発!Breaking News

writer : flynn

【アフリカ発!Breaking News】国道に牛の群れが横断、車が突っ込み6名が死亡。(南ア)

南アフリカの国道は道幅も広く運転しやすく、人気のない場所でもほぼ舗装されている。そのせいか運転手はスピードを出して運転し、人だけでなく動物もつい横断してしまう。

南アフリカの東ケープ州、イーストロンドンの国道N2で交通事故が発生、6名が死亡した。3月21日午後7時半過ぎ、N2を走行中のフォルクスワーゲン、日産、フォードの3台のうち1台が、N2を横断中の牛の群れに突っ込み、他2台を巻き込んでの大事故となった。フォルクスワーゲンのミニバスに乗車していた女性3名、男性1名、フォードに乗っていた男性2名が即死、ミニバスの6名とフォードに乗っていた3名は重体、病院で治療中である。牛の被害は不明。

国道N2ではこの事故の翌日、22日朝9時ごろ7歳の少年が道路を横切ろうとして車にはねられ亡くなっている。一緒に歩いていた11歳の少年も横切ろうとしたが車が近づいてきたため、7歳の少年に戻るよう叫んだ。しかし忠告むなしく轢かれてしまった。

南アフリカは国道だけでなく主要幹線道路でも、都心を離れると牧歌的風景が広がり、羊や牛、馬、ダチョウ、バブーンなどを見ることができる。横切ることは滅多にないが、自然保護地区以外でも運転するときは気を付けなければならない。
(TechinsightJapan編集部 FLYNN)