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かつて100兆ジンバブエドル紙幣まで発行されたほどスーパーインフレの国、ジンバブエ。そのトップである大統領が89歳の誕生日を迎えるにあたり、予算60万USドル(約5600万円)を募金で集めている。
ジンバブエは1月29日に、公務員の給与を支払った後の国庫残高が217USドル(約1万9700円)と発表された極貧国である。鉱物などジンバブエの資源は豊富だが、ロバート・ムガベ氏が大統領になってから荒廃の一途をたどっている。そんな危機的状況にもかかわらず、ムガベ大統領の89歳の誕生日パーティを祝う予算が60万USドルの予定だという。
ジンバブエでは誕生日パーティの準備が着々と進められているが、2月6日の現地紙によると、60万USドルを国の10州からの募金でまかなうそうだ。パーティは2月23日に毎年恒例のスタジアムで行われるが、そのテーマは『若者への愛国心と能力強化、開発そして雇用促進』を掲げている。
誕生日パーティ募金委員会の議長は、現在の募金集計金額の回答を拒否したものの「すべて順調である」と話す。さらに「誕生日パーティの募金は十分にあり、すべてが計画通りだ。最終的に目標額に到達することを願っている」とのことだ。誕生日パーティには6万人が招待されているそうだ。
ムガベ大統領の独裁政権下で国は疲弊しきっているが、アフリカでも高齢大統領のひとりである彼だけは意気揚々と次期大統領選に向けて準備を進めている。
(TechinsightJapan編集部 FLYNN)