子供らに大人気の「あたりまえ体操」。このネタを披露しているお笑いコンビのCOWCOWは、芸歴約20年のベテランである。今は子供達のアイドルとして品行方正な振る舞いを求められているが、2人は38歳の大人の男性。昼間の番組では話せない、“本当のCOWCOW”の姿があるのだ。
業界内では早い段階から、COWCOWの漫才やコントの実力は高く評価されていたという。長年売れなかったCOWCOWが昨年やっと日の目を見ることができ、2人を応援してきた芸人仲間らは自分のことのように喜んでいるようだ。特にCOWCOWを慕っている後輩は多く、彼らに関する暴露話はこのルートで次から次へと出てくるのだ。
2月11日深夜放送の『芸人報道』(日本テレビ)では“COWCOW徹底解剖SP”と題し、意外な2人の素顔が明かされた。
漫才では伊勢丹の紙袋柄のスーツを着るのが、多田健二。彼は温厚で大らかに見られるが、実像は全く違うらしい。例えば後輩から“明けましておめでとう”の一斉メールを受け取り、失礼だと怒っていたことや、お気に入りのアダルトビデオを後輩に貸して返却されなかったことを悔やみ、それからは「貸出帳」を作って皆にサインさせて管理していたことなどが次々と暴露された。
極めつけは芸人仲間と奈良旅行へ出かけ、先輩の実家に泊まらせてもらった翌朝のことだ。先輩の祖母が用意してくれた特製の奈良名物・茶粥を、「美味しい、美味しい」と言いながら皆はご馳走になった。しかし一人浮かぬ顔だった多田は帰りの車の中で、「茶粥マズイわ」「(美味しいって)ホンマに言うてんの?」と文句を言っていたそうだ。スタジオ内からは“最低”“おばあちゃんの気持ちを踏みにじった”と、非難の声があがったのも当然だろう。
一方、相方の山田與志は大の愛妻家。初デートのときから普段の妻の写真を撮り続けているそうだ。その中にはヌード写真も含まれ、「そういう行為の後の妻」もカメラに納めていると話す。山田はよしもと芸人たちで結成された写真部の部長を務めるほどのカメラ好きで、妻のあられもない姿の写真も「芸術だ」と強調する。だが番組では“ド変態”扱いされていた。
最近は徐々に「あたりまえ体操」を披露しないCOWCOWでの、番組出演が増えてきているようだ。子供達のアイドルというイメージを壊さずに、大人からも支持が得られるお笑い芸人。両立はなかなか難しいだろうが、各々の能力が高いCOWCOWの2人にぜひ期待したい。
(TechinsightJapan編集部 みやび)