3月20日に開催された「R-1ぐらんぷり2012」で念願の優勝を果たしたCOWCOW・多田健二。彼と以前より親交のあるナインティナイン・岡村隆史が、その勝利をたたえた。
3月23日放送の『ナインティナインのオールナイトニッポン』(ニッポン放送)で、20日に行われた「R-1ぐらんぷり2012」についてナイナイ・岡村隆史が語った。岡村は、以前より多田健二を仲の良い後輩として“たかし軍団”のメンバーだと公表している。
岡村は多田が優勝を決めた場面を見て、「(多田が)言葉を詰まらせるっていうのが良かったですよね」と自身も胸打たれた様子を語った。さらに「何やかんやでツイてなかったですからね」、「ブレイクしかけてはいたんですが」となかなか脚光を浴びることができなかった多田を心配していたことを吐露したのだ。
また岡村は、優勝賞金500万円に関しても多田に助言をしていた。決勝戦を前に“R-1優勝したら”ということで、「一生分の傘を買うつもりで、伊勢丹柄の9万円くらいする傘、ぴったりだから買ったら」と多田に電話をしていたそうである。優勝したのだから「買うかな」と期待していた。
しかし、多田のブログ『伊勢丹の紙ブログでーす!』には、すでに傘1本500円として164本買えると計算し「僕はこの先傘を164本も買わないと思うので、せっかくですがこの話は無かったことにして下さい」と綴られていた。
今回岡村は、彼なりの言葉で多田の優勝を祝福した。とはいえ、最後に「多田には悪いけど、(準優勝の)スギちゃんのほうが露出多くなるかもしれんなぁ」と冷静に分析する。この優勝をブレイクのきっかけにできるか。多田もスギちゃんも、勝負はこれからである。
(TechinsightJapan編集部 佐々木直まる)