アフリカ発!Breaking News

writer : flynn

【アフリカ発!Breaking News】一家6人が惨殺。生き残った1歳児は母親の亡骸の横で一晩過ごす。(南ア)

ある女性と彼女の子供5人が殺害される事件が発生した。無事だった1歳の子供は、母親の亡骸の横で脱水症状と飢えの状態で見つかった。近隣の住民は一家の姿を見かけないことに対して、年末だったためどこかに出かけたのだろうと思っていたという。

12月30日、一家惨殺というニュースが飛び込んだ。ダーバン北部のイナンダというところにある一軒家に住む女性(38)と、彼女の3歳、5歳、7歳、9歳、14歳の子供たちが何者かによって殺害された。

第一発見者は殺害された女性の義理の兄弟にあたる男性だ。男性は29日から連絡を取ろうとするもつかまらず、「おかしい」と思い30日の朝に女性の家へと向かった。近所の住民の目撃情報によると、この男性が家の中に入ったとたん走り出てきて「全員殺されている!」と叫んでいたそうだ。住民のひとりが家の中に入ると、通路に女性の遺体を発見。遺体は血にまみれており、そのそばには1歳2か月の子供がいた。さらに浴室へ入ると、兄弟姉妹5人が亡くなっていた。女性と5人の子供は、ナイフのような鋭い刃物で刺されていたのだ。

1歳2か月の子供はその後生存が確認され、すぐに病院へ搬送された。脱水症状と飢餓状態にあったが、命に別状はなく親戚のもとに引き取られた。

殺害された女性は、夫とともに小さな駄菓子屋を営んでいた。警察の捜査によると、犯行は29日に行われたと見られている。また、ドアをこじ開けた形跡もなく、盗まれたものもないとのこと。女性の夫は30日に警察の事情聴取を受けている。

殺害された子供たちはいつも外で遊んでおり、近所の人に学校へ行く姿をよく目撃されていた。ある住民は、女性を最後に見たのは27日で、それ以降は「ドアも締まっており、カーテンも閉まっていた。年末なので家族で外出していると思っていた」と話している。犯人はいまだ捕まっていない。
(TechinsightJapan編集部 FLYNN)