南アフリカにジャスティン・ビーバーがやってくる!ということで来年5月に行われるコンサートのチケットが発売、またたく間に売り切れてしまった。
ジャスティン・ビーバーのコンサートが行われるのは、来年5月8日ケープタウンと5月12日ヨハネスブルグの2都市。チケットはヨハネスブルグのコンサートが12月10日朝9時、ケープタウンのコンサートが12月11日朝9時から発売開始となった。その価格は350ランドから750ランド(約3300円から7200円)。
ケープタウン・スタジアムでのチケットを発売したコンピュチケット(Computicket)では、12月11日朝の発売で5万枚のチケットが1時間もしないうちに売り切れてしまった。
両都市コンサートのステージ真ん前の特等席はどちらの会場も2分で完売、通常のスタンディング席も5分以内に完売した。ケープタウンの少女(15)はコンピュチケット発売所の前に寝袋で一夜を過ごした。しかし発売所が営業を始めた9時、すでにネット上での予約で特等席は完売、彼女はその場にうずくまって涙を流した。
コンサート運営局が思っていた以上に飛ぶように売れたため、あるチケット販売会社では売り切れとなった後にヨハネスブルグ7600枚、ケープタウン1000枚を追加販売している。
チケットを手に入れた人の中には、ウェブ上にて法外な価格で転売する者も現れた。コンピュチケットは『倫理に反する』と非難しているものの、「法で規制できないので何もできない」と述べている。一方、コンピュチケットはチケット販売の新システムを導入したことで、販売がスムーズになったと喜んでもいる。以前は大物アーティストのコンサートチケット販売当日は、集中的なアクセスによりシステムがダウンするほどだったが、1分間に6000件のチケット販売が可能になり事故は起こらなかった。
今回、南アフリカ初上陸のジャスティン・ビーバー。ファンとしては待ちきれないことだろう。ちなみにケープタウンでのコンサート前日、そしてヨハネスブルグコンサート前日はボン・ジョビがパフォーマンスを行う。
(TechinsightJapan編集部 FLYNN)