人気俳優ヒュー・ジャックマン(44)は、1996年に一回り以上年上のデボラ=リー・ファーネス(57)と結婚。現在夫妻は2人の養子を育てているが、血を分けた子供をもうけようと挑戦するも残念ながら妻の流産という形に終わった辛い過去もある。そんなヒューがこのたびトーク番組に出演し、妻の流産と家族への思いを告白した。
12月18日にABCのトーク番組『Katie』に出演した、人気俳優ヒュー・ジャックマン。そこで彼は妻デボラ=リー・ファーネスの妊娠とそれに続いた流産について、以下のように告白している。
「はっきりさせておきたいんだけど、デボラと僕は常々養子を迎えたいと願っていた。(養子を迎えることは)僕たちが計画していたこと。どのようなタイミングで養子を迎えるかは決めていなかったけどね。子作りも挑戦したけれど、うまくいかなくて…。辛い時期だった。体外受精もして、デボラは2度流産してしまったんだ。流産のことは決して忘れられないね。」
さらにヒューは、妻と乗り越えた流産についての思いをこう明かしている。
「3回妊娠するうち1回は流産に終わると言われているけど、それが話題になることは滅多にない。ほとんど秘密扱いだよ。こうやって僕が話題にしていることをデボラが気にしなければいいけど。こういう話はしたほうが良いと僕は思う。よく起こることだし、辛いことだからね。」
現在、ヒューはデボラと共にオスカー君(12)とアヴァちゃん(7)という2人の養子を育てているが、オスカー君の誕生により「心の痛みが溶けて無くなるような気がした」とも語っている。
幼少期に母に家庭を捨てられ、父に育てられたヒュー。「そういう環境から僕は学んだ。誠実であること、信頼性、何があろうと毎日そばにいることの意味をね」とも過去に述べている通り、今は愛する妻、そして養子として迎えた子供たちを守り立派な家庭人として一家を支えている。仕事が忙しくても家族と2週間以上は離れないよう調整するというヒューは、自宅では朝早くから起き犬の散歩と家族の朝食作りをするそうだ。辛い過去を経て手に入れた家族のことを、ヒューは心から大事に思っている。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)