俳優ベン・アフレックは今、「愛する家族と幸せをかみしめながら暮らしている」と語る。だが元婚約者のジェニファー・ロペスとはいまだ連絡を取り合う仲であり、「パーフェクトな結婚生活ではない」という発言は聞き捨てならない。その真相はいったい…!?

俳優のベン・アフレック（40）は、全米で今大変な話題となっている新作映画『Argo（邦題：アルゴ）』のプロモーションで大忙し。精力的にTVに出演し、雑誌や芸能メディアとのインタビューを次々とこなしている。

最近のインタビューでは、婚約まで行った過去の熱愛相手ジェニファー・ロペスとは今でもたまに連絡を取り合っていることが判明し、妻ジェニファー・ガーナーとの夫婦仲が一時期ギクシャクした原因と言われる、『ザ・タウン』で共演の人気女優ブレイク・ライブリーについては、「ファビュラスでゴージャス！　とにかく素晴らしい。ファビュラスだね！」と異様に褒めちぎって人々を驚かせている。

ハートに強く迫ってくる女性は何人かいたこと、そして「パーフェクトな結婚生活だとは思っていない」などと首をかしげたくなるようなことを語るベンだが、アルコールに重度に依存し、リハビリのお世話になったこともある自分を3人の子を持つ幸せなパパにしてくれた妻については、米芸能誌『Us』に「彼女のインスパイアのお陰で俺はより良い人間になれた」と語っている。

“パーフェクトな結婚ではないと言う理由は？”、“妻によるインスパイアとは一体ナニ？”などと話題になっているが、それがようやく見えて来た。彼は雑誌『DETAILS』にこんな風に語っている。

「結婚というと、男はどうしても力関係を意識してしまう。自分の方が支配的でありたいとね。でも僕はカカア天下が一番だと思っているよ。妻がいかに素晴らしいかを認めるのが賢い夫さ。」

ベンはつまり、亭主関白ではないことを理由に「パーフェクトではない結婚生活」と言っているのであろう。また「妻ジェニファーに任せておけばすべてが円満に行く」とベンが確信しているというその根底には、妻の性格的な穏やかさがあるそうだ。ハリウッドの業界誌『The Hollywood Reporter』に彼はこう語っている。

「彼女は本当に親切な人間だよ。誰に対しても傷つけるようなことを決してしないし、心に意地悪さがないんだ。人との争いごとを好まないね。」

常に競争心を求められ、努力の結果が興行収入、観客動員数という数字となって如実に表れるハリウッドの世界。ベンは元来、一旦凝り始めるとすさまじいワーカホリック気質を見せるタイプだそうだが、そんな気忙しい彼にストップをかけてくれるのがジェニファーの存在で、彼女のオットリとした優しさに触れると仕事の疲れも一気に飛んで行くそうだ。この2人こそ、ハリウッドの「最もパーフェクトな夫婦」ではないかという気がしてきたが、いかがであろうか。
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）